畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

ヤクルト球団の赤字

2011-11-02 04:44:00 | ヤクルト
 プロ野球の球団は一説によると。3球団が赤字。親会社からの補てんがなければ9球団が赤字だそうです。親会社の補てんは広告費として計上でき、節税に貢献できるとも言えなくもないが、あまりの巨額だと…。で、基本的にプロ野球の球団は株式公開をしてないので、財務状況が公になることはない。


 2010年。ヤクルト球団は一説によると20億円の赤字。一方では赤字幅は4億円とも言われるので、正確な数字ではありません。
 一方、ヤクルト本社の経営は1990年代にデリバティブ取引の失敗で一時株価が急落したが、それ以降は順調な経営で、2010年度は132億円の純利益。それでも20億円のヤクルト球団の赤字ならかなりの額。どうりで毎年球団身売りっていう話がでるわけだ。
 横浜ファンにはもうしわけないですが、もし身売りでチームがガラッと変わったらもう「スワローズ」の応援できないです。私が生まれたときから「ヤクルト」に慣れているんで。そういう意味で、北海道に自ら本拠地を移した日ハムって勇気あるなあ。横浜はTBSに経営者が変わった時も球団名が変わらなかったからそんなに影響はないかも。でも今回は「DeNA」ってつくかもしれないし、来年から「横浜モバゲーベイスターズ」になるかも。これってファン心理としはどうでしょう。まあ球団がなくなるよりはいいかもしれませんが。


 2004年に楽天球団が参入した時には、売上450億円。営業利益150億円だというからどっこいどっこいか。一方横浜買収して参入予定のDeNAは2011年上半期で176億円、通年計算で350億円と、ヤクルトよりよっぽど安定している収支。でも、営業利益率50%って危なくない?ゲーム業界って利益の上昇下落が激しいからな…。3DSでこけた任天堂も今季赤字転落だし。