畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

巨人内紛…面白くなってきました。

2011-11-14 20:01:00 | ヤクルト
2011年
11月11日深夜 清武GM記者会見
「巨人・清武代表 異例の会見 「鶴の一声」に涙の乱」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000109-san-soci
・桃井社長からオーナーを突然剥奪した
・ナベツネは清武が人事に関して事前に報告したのに、それを「聞いてない」と言い、江川をコーチにしようとした
・オーナーでもないナベツネが人事の決定権を持っているのはどうなんだ?
・これらの行動は大王製紙やオリンパスの経営者と並ぶコンプライアンス違反だ。
義綱批評「確かにナベツネはむかつくけど、暴露するまでのことか…って思ったりする」

同日夜、桃井恒和オーナー兼球団社長(64)が会見をし清武氏を批判。
「内部情報を暴露するか?」
一方でナベツネは沈黙。



11月12日朝刊
各紙が一面記事で取り上げる。外国でも取り上げたところも…
一方で読売朝刊ではスポーツ面でごく小規模な記事扱い。やっぱナベツネが怖いのね。
清武代表は、読売でも、球団内部でも完全に孤立している模様。
権力には逆らえないのか、それとも元々清武自身に問題ありか。



11月12日昼~夜
清武代表と桃井オーナー会談が行われる
「両者内容明かさず」



11月12日夜
巨人内紛「清武君に謝罪を求めます」渡辺恒雄球団会長が反論http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000562-san-base
・桃井社長からオーナーを突然剥奪したというのも、著しい誤伝である
・コーチ人事はCSの敗退を受けて考慮したもの。正式に内定したわけではない構想。
・しかも江川コーチは原監督の提案
・巨額の金銭の私物化や経理の不正操作があった大王製紙やオリンパスの経営者を例にあげてコンプライアンス違反と言うのは、名誉棄損である。
よって謝罪を求める…と
さらに、「マスコミ関係者の間では、GM就任後、さらに尊大になったと悪評が立っている」「決断力がない。トレードがなかなか成立しない。“エビで鯛を釣る”ことばかり要求するため破談になった話も少なくない」等々。責任あるポストにいる人からのこういう報告を聞いて、GMは適任でなかった、
と、清武を批判したが「今後の対応は、本人の反省次第であり、現時点ではただちに処分を求めるつもりはありません」と述べる。


12日~13日にかけて
・著名人のこの内部紛争に対するコメントは、ナベツネ支持が多い
 →ナベツネの方が理論が通っている
・あるネット調査では、80対10ほどの割合で、清武支持であり、庶民のナベツネ批判は相変わらず多い。



11月12日午前0時ごろ
清武代表 渡辺会長の主張に再反論「虚偽の事実を述べた」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111113-00000002-spnannex-base
・コーチ人事などについて報告を受けていたことを認めた点を指摘して虚偽を言った
・原監督が江川氏の入閣をGMである清武氏相談もせず、ナベツネ会長に直訴か疑問と述べる
→清武はナベツネの謝罪要求にも応じず、自らの主張を貫く姿勢



 今後はどうなるだろう。ナベツネもすぐに清武を処分するとさすがに世論が自分に不利に働くことをわかっている。でも、ナベツネの傲慢な性格はここまで恥をかかされた清武を決して許しはしないだろう。頃合いを見計らってGMを解任し、1年後くらいのほとぼりが冷めたころにはグループ子会社への左遷すらありうる。
 一方で、清武はこの程度の内容で、世論を味方にナベツネを攻撃しようとした点が甘い。両者の主張を冷静に見れば間違いなくナベツネに分がある。それを会見してまで暴露したのは、GMである自分を飛び越えてナベツネが口を出すことに怒りを感じたというプライドだけ。つまりプライドとプライドの対決。見苦しいったらありゃしない。