畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

同情がまた差別を生む

2011-11-04 12:30:00 | 日記
職場に福島県出身の若い女性の方がいる。


 以前から仲良くして、福島旅行の時には「どこにうまい店がある?」って教えてもらったほど。その方に、今まであえて震災の話はしてこなかったんだけど、社員旅行をきっかけにちょっとその話をしてみた。

義綱「この旅行で福島に行ったとき、普通にみんな過ごしていたから、みんな報道なんかで悲観的に報道しすぎって思っちゃう。」
女性「そうなんです!地元では普通に子供が外で遊んだりしているので、福島の人たちもそんなに気にしていないですよ。逆に同情されると心が痛みます。」


 そうなんだよね。「福島産の野菜なんて食べられるか!」なんて言う人も傷つくけど、それと同時に「同情する」人も、「自分の住んでいるところは大丈夫だけど、福島は大丈夫なの?大変そうね。」という上から目線に感じるのかな。