前回に引き続き、金山城関係の話です。前回まで金山城を見てきたので、今回「其の4」では、「太田市立史跡金山城ガイダンス施設」の紹介です。
ガイダンス施設の入口です。この施設は金山城の麓に平成21年5月30日オープンしました。ですので建物もまだまだ新しいです。
展示室は2階にあります。入館無料なのにこの豪華さ!すごい!館内は撮影OKなのも嬉しいところです。
2階展示室にはVTRコーナーも。平日のオープンしたての時間ということもあり、見学者は私だけだったのですが、職員の方が「ぜひどうぞ」と勧めてくれ見ました。こういうVTRって長くて見ている余裕もないほどなんですが、5分ほどでよくわかるようにまとめられていました。
館内には金山城に関係のミニチュアも。これも古文書などを基にしているので、よく考証されているなあ…と感心。
金山城で出土した品ももちろん展示されています。カワラケはもちろん、白磁・青磁などの中国陶器、古銭、火縄銃の弾丸なども発掘されているようです。解説付きで展示されているのがいいですね。
これは「北条家朱印状写」です。古文書のレプリカなども展示しています。
展示パネルにおける解説も充実。金山城の解説のほか、石垣に関する解説など様々な視点から解説されています。残念ながら無料の資料館ということで、図録などを販売していないのが無念です。
情報コーナーなどもあり、地元紙に取り上げられた金山城関係の記事や、発掘調査に関するパンフレットなどを展示してあります。平成14年以降の発掘調査のパンフレットが掲示しており、職員の方に「この発掘調査の記事ってもらえませんか?」と聞いたところ残念ながら予備分はないとのことでした。その代わり…と言って
金山城のリーフレットをもらいました。これは受付にもなく、職員の方にもらってよかったなあと言うものでした。発掘調査のパンフレットは平成21年度分からは一般向けにありもちろんゲットしました。
さて、このガイダンス施設の見どころの1つがまた2階にあります。
それが職員が推定に基づいて作成した1/35スケールの模型です。これが結構しっかりした作りになっています。これは実城の馬場通路と物見台の模型です。こんな物見台や虎口の櫓などがあれば一層現実感がでますね。現在の金山城の石垣復元だけでもかなり満足でしたが、これを見ちゃうとさらに上を求めちゃうカモね。
これが実城大手虎口の曲輪です。かなり堅固な城ですね。
なるほど、こういう門ならば、門の礎石が通路の中央になくても納得できます。ただ、これは推測復元なので、発掘調査の結果というわけではないようです。
これで、ガイダンス施設の案内は終了です。最後にこんな写真を。
これは、金山城の整備前の写真だそうです。これが…
復元によってこうなるわけですね。スゴイです。この感動は訪れた人にしか伝わりません。ぜひぜひまだ登城されていない方は金山城への登城をお勧めします!先にガイダンス施設を訪れて勉強してから史跡を回るのもいいかもしれませんね。
では、三県制覇の旅は、栃木県足利市へと移っていきます。次回をお楽しみに!
<太田市立史跡金山城ガイダンス施設情報>
◇開館時間 午前9時~午後5時
◇休館日 月曜日(月曜休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
◇入館料 無料
ガイダンス施設の入口です。この施設は金山城の麓に平成21年5月30日オープンしました。ですので建物もまだまだ新しいです。
展示室は2階にあります。入館無料なのにこの豪華さ!すごい!館内は撮影OKなのも嬉しいところです。
2階展示室にはVTRコーナーも。平日のオープンしたての時間ということもあり、見学者は私だけだったのですが、職員の方が「ぜひどうぞ」と勧めてくれ見ました。こういうVTRって長くて見ている余裕もないほどなんですが、5分ほどでよくわかるようにまとめられていました。
館内には金山城に関係のミニチュアも。これも古文書などを基にしているので、よく考証されているなあ…と感心。
金山城で出土した品ももちろん展示されています。カワラケはもちろん、白磁・青磁などの中国陶器、古銭、火縄銃の弾丸なども発掘されているようです。解説付きで展示されているのがいいですね。
これは「北条家朱印状写」です。古文書のレプリカなども展示しています。
展示パネルにおける解説も充実。金山城の解説のほか、石垣に関する解説など様々な視点から解説されています。残念ながら無料の資料館ということで、図録などを販売していないのが無念です。
情報コーナーなどもあり、地元紙に取り上げられた金山城関係の記事や、発掘調査に関するパンフレットなどを展示してあります。平成14年以降の発掘調査のパンフレットが掲示しており、職員の方に「この発掘調査の記事ってもらえませんか?」と聞いたところ残念ながら予備分はないとのことでした。その代わり…と言って
金山城のリーフレットをもらいました。これは受付にもなく、職員の方にもらってよかったなあと言うものでした。発掘調査のパンフレットは平成21年度分からは一般向けにありもちろんゲットしました。
さて、このガイダンス施設の見どころの1つがまた2階にあります。
それが職員が推定に基づいて作成した1/35スケールの模型です。これが結構しっかりした作りになっています。これは実城の馬場通路と物見台の模型です。こんな物見台や虎口の櫓などがあれば一層現実感がでますね。現在の金山城の石垣復元だけでもかなり満足でしたが、これを見ちゃうとさらに上を求めちゃうカモね。
これが実城大手虎口の曲輪です。かなり堅固な城ですね。
なるほど、こういう門ならば、門の礎石が通路の中央になくても納得できます。ただ、これは推測復元なので、発掘調査の結果というわけではないようです。
これで、ガイダンス施設の案内は終了です。最後にこんな写真を。
これは、金山城の整備前の写真だそうです。これが…
復元によってこうなるわけですね。スゴイです。この感動は訪れた人にしか伝わりません。ぜひぜひまだ登城されていない方は金山城への登城をお勧めします!先にガイダンス施設を訪れて勉強してから史跡を回るのもいいかもしれませんね。
では、三県制覇の旅は、栃木県足利市へと移っていきます。次回をお楽しみに!
<太田市立史跡金山城ガイダンス施設情報>
◇開館時間 午前9時~午後5時
◇休館日 月曜日(月曜休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
◇入館料 無料