畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

係長青島俊作

2012-08-27 04:44:00 | 日記

 1997(平成9)年1月クールに連続ドラマとして登場したフジテレビ製作、主演織田裕二の「踊る大捜査線」。今年いよいよ、その15年に及ぶドラマがついに完結する。スペシャルドラマ、映画を経てシリーズ完結編『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』(9月7日公開)。

 その映画の宣伝ということもあり、ドコモ動画NOTTVで配信された「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」が8月25日にフジテレビで放送された。同番組はNOTTVでの最終的な総ダウンロード数は550万回と大人気。


 この最終回で、湾岸署署長(神田 総一朗)から「青島君…本部長にならない?」という言葉で締めくくられるのですが、これが2010年に公開された映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」に繋がって、湾岸署の引っ越し対策本部長に就任するのですね。本当にこのドラマは伏線がしっかりしていて、スゴイ。見れば見るほど面白くなります。


 さて、この「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」でスゴク青島の成長を感じることができた。全然「踊る~」を見ていない人には伝わらないものかもしれないけど、どうしても書きたくって…(笑)


 この作品で、例によって取調室で青島が犯人にカマをかけてうまく自供を引き出すことに成功する。そこで、犯人は身勝手な理由をどんどん供述し始める。そこで青島の顔の表情はどんどん曇っていく。これが、15年前の連ドラだったら青島はキレて取調室で犯人の胸ぐらをつかんでいた「てめーなめんじゃねえぞ!」と始まり、和久さん(いかりや長介)にたしなめられる…という光景がよくあった。今回もそうなるのかな…(和久さんはいないが…)と思っていたら…青島はキレないで、犯人に被害者の思いをじっくり語っていた…ああ青島は成長したんだな…。すごくそれが感じられるシーンでそれに対して泣けそうだ。


 いいドラマは何度見てもいい。製作者の想いが伝わるドラマは何度見てもいい。さいきんそういうドラマ少なくなったな…。個人的に和製バックトゥザフューチャーと言えるほど、設定がしっかりしている「踊る大捜査線」映画も必ず見に行きます。その前のスペシャルドラマも楽しみにしています。