畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

終戦記念日

2012-08-15 04:44:00 | 歴史
2012(平成24)年8月15日は67回目の終戦記念日。


1941(昭和16)年12月8日にハワイの真珠湾攻撃を行って始まった太平洋戦争。


それが終了したのが1945(昭和20)年8月15日。


2発の原爆や、ソ連侵攻などボロボロになって終わった戦争。


あの戦争が終わってから、もう67年も経ったのか…。


私自身が戦争を経験したわけじゃないけど、日本が終戦によってどれほど貧しい生活をしていたかはよくわかっているつもり。


この戦争を肯定(美化)する右翼にも、否定(自虐)する左翼にも、どちらにも共感できない。


しかし、今の日本にはどうも違和感を感じる。


私利私欲を欲する政治家たち…
消費税を上げて国の歳入を増やすことばかり考える官僚…
視聴率をただ追い求めセンセーショナルや快楽ばかり求めるテレビ番組…
政局部分をしきりに取り上げ正義面する報道関係…
平気で派遣を切り捨て派遣社員の人生も切り捨てる企業…
即戦力ばかり求め自前で社員を育てる努力をしない企業…
その時の気分で投票しなんの深い考えも持たない国民…

日本国全体が、いつの間にか「木を見て森を見ず」の視野が狭くなっている。


昔の日本が上記とまったく違うか…とは昔の日本を経験していないのでわからないです。


 しかし、欧米に追い付け追い越せ…という明確な目標があり近代化していく「他国の目標があった明治大正昭和初期と比べ、現代の日本は明確な目標がなく、どこにも目標とする国がなく、前人未到の高齢社会が進展する状況で「自らの中で豊かさを実現していく」という難しさがある。先進のモデルがいないというのは、日本にとってこうも苦しいのか…。そしてこれから日本はどこに行くんだろうか…。