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レベッカの付記

1回しか観てないので、あまり気付くこともないのだけど、
まずはプレとの違い。

エピローグで登場人物が1輪ずつ持ってきて、床に落とすカトレア。プレでは(上手く落ちると)立つようになっていたけど、なかなか難しそうだった・・・のが、普通に切り花状になっていた。1本だけは立っていて最後にライトが当たるようになっていた(死んだように見えても蘇るの?^^;)

仮装舞踏会の惨劇後、ぐったりマキシムの横の椅子がなかった。プレのときに、椅子があるのに床にへたりこむマキシムがなんだかな~と思ったので、なくてよかった。

で、今回の演出で良かったな、と思ったところ。
海の音とか、(ちょっとタイミング良すぎな^^)雷とかもあるけど、感心したのは舞台奥の「わたし」にダンバースのシルエットを重ねるところ。古典的ではあるけど、やっぱコワイもん。ダンバースさんのスタイルがまた奇麗で、余計に冷っとする。
似たようなことはハンブルグのクロロック伯爵で見て(登場シーン)、なるほどーとも思ったが(シルエットだから凄く大きくなるわけで・・・しかし近距離から強い光を当てられる役者はたまったもんではないな、とも。だからやまぐちさんではやらないでね・・・)。

問題の炎上シーンも、「レベッカの肖像画に注目を集めたいけど見せない」意図なら、装置だけでなんとかならなかったのかと・・・カーテンに手を伸ばすけど一瞬遅かったとかじゃダメ?
マキシムにはもっと別な役割があったんじゃない? マンダレイの喪失感とか「わたし」を気遣うとか、そういう表現が見たかった。じゃないとエピローグで杖をついて出てくる理由とかがわかりにくい。

クリエの外の通りが素敵だから出待ちも・・・とはちょっと思ったけど、少々風邪気味なこともあり、翌日も朝からシゴトだし、(もうトシだし笑)そそくさと帰ったのだった。
噂ではやまぐちさんもお風邪?からの復調期とのこと、お大事にされてほしいものです。
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