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母の思し召し?

母も2年前に他界して、今月でいよいよ実家を引き払うことになり
「なんか要る物ある?」という弟からの連絡で久々に足を運んだ。

できれば母と買ったミニバラや、父が植えたムラサキシキブなんぞを回収できたらいいなあ・・・と思って準備をして行ったけど、
その辺りはもうすっかり片付けられていて残念だった。

その他はもう殆ど残っているものはないだろうな・・・と思いつつ、弟が開けた外の物置の中味をつらつら見ていたら
すごーく古い古典本、「今昔物語」と「雨月物語・春雨物語」という2冊が無造作にあって(他にもたくさん本はあったけど)、何気なく取って
旧仮名使いの今昔物語ってなんか面白そう(たぶん読まないけど)と、持ち帰った。本は昭和29年発行のものだった。
でも!ケースから出した今昔物語だと思った冊子は、なんと母の日記だった@@;
1月から4月くらいしか書いてなかったけど、どうやら昭和37年、母30才の頃。
ちょうど父とお見合いをした頃か・・・
少し離れたページに、それより数年前のことも半生記(っていうほど長くないが)と銘打って書いてあった。
本人からはほとんど聞かされず、残された母の妹もあまり知らなかったので、長らく謎だった期間の。
あまり詳細ではないのと、母の美し過ぎるつづき字で読めない部分があるけど
このタイミングで私の手元に来たというのは、やっぱり母の思し召しかな・・・
「知っておいて」ということかしらね・・

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
貴重なもの (さぼ)
2024-10-22 10:05:48
昔の本のケースって、厚紙でできていてしっかりしていましたよね。 まるでタイムカプセル。 残っていて良かったですね。
 
 
 
ありがとうございます! (鈴付き猫)
2024-10-31 01:18:36
はい、なんという偶然かと。

そして、またコメントに気が付くのが遅くてごめんなさい!
 
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