さらにカルメン

せっかくカルメンを見たのでさらに。

最初はカルメンの最大の持ち味について書こうと思って、言葉を探した。
エロとかエロティシズムとか、考えているうちに遠くなり、「媚態」　女性が男性に媚びること、その仕草。これかな、と思ったものの、カルメンはそんなに媚びてなかったし（その役は娼婦さん、彼女が居たことで立場の違いが明確になってた）。結局「色気」が一番しっくりくるかと。

何が言いたかったかって、
結構カルメンの

ぱんつが見えた

ってこと（そこかよ！＾＾；）

＊男性がサポートの際にスカートごと掴んで見えちゃった、というパターンを除く。

カルメンのぱんつやら脚を見たいのは、舞台上の男性たちであって、客席に見せる必要はそれほどないのです。もっと言えば、舞台上の人にも、「見えそうで見えない」のが一番色気があると思います。

それを「どぉだ～っ！」っとばかりにスカートを上げてしまいますと、かえって冷めます。
（ラテン系の方には受けるかもしれません）
気前が良すぎると色気云々より「男前」＾＾；になって・・・

いっそのことカルメンのぱんつはずろーすにしとけばよかったかも。

もっとも日常生活でスカートをばっさばっさする機会は少ないでしょうから、これも練習が必要ということなのでしょう。

カルメンって実は「いなせ」なキャラクターだったのね＾＾；
猫は色気の権化みたいなキャラかと思ってました。

しつこくカルメン

冒頭シーンについて、くま友さんやらといろいろ情報を結集した結果。

闘牛場に行く前ということで落ち着きました。
カルメンを殺めた後なら、ホセはもう銃は持っていないだろうということと、あんなに悩む必要もないでしょってことで＾＾；
（そうなるとあの後ホセはどうなったんだろ？という気がしないでもないが・・・きっと捕まったんでしょうね）

Ｋのカルメンは銃があちこちに出てきたな～。
ラストもカルメンは刺殺パターンが多いらしいけど、撃たれてた。密輸団と銃を持って無邪気に踊っていたのにねえ・・・。
因果応報っていう意味合いもあったかな・・・。

脱帽です

自分で書いておいて、あんまりミカエラさんが不憫だったので・・・。


ホセの故郷はバスク地方と仮定。

バスク地方は今でいうとスペインとフランスの国境あたり。ためしにイルンという街のサン・セバスティアン空港から、カルメンの舞台、セビリアのセビリア空港までの距離を見たら・・・746kmだった！

およそ750kmというと、東京から西なら山口くらい、北なら青函トンネルを越えちゃう勢い。

そんなところを2往復もしてしまうミカエラ、なんて元気なんだ！



カルメン他、女性の踊りはだいたいアレ＾＾；なのでそうは思わないけど、ミカエラの踊りはちょっと踊ってみたい振付にゃった・・・。

と、よく考えたらカルメンのソロってなかった気がする。（誰とも絡まずに完全に一人っていう意味で）主役なのに珍しいかも。

あと、カルメンもよく着替えていたけど、ミカエラもしっかり地味にお着替えしていたなあ・・・。

思わず

職場の伝票情報を入力してあるファイルがあるのだけど、そこに件名が

「クロネコヤマトの宅急便」

というのがあって、思わずくすっとなってしまった。

間違いではないけど、確かにヤマト運輸に頼んでるけど・・・＾＾

（一般的には「宅急便」とか「宅配便」と入ってます）

カルメンの付記

冷静になってきて考え（妄想し）たり。

幕が開くと憔悴しきったホセが一人で椅子に座っているシーン。
これはラストシーン、ホセがカルメンを殺めた後のことではないかと。
くまさんホセは最初から結構動きがあって、手にピストルを持っていることもすぐに分かった。
遅沢ホセと宮尾ホセは、あまり動きはなくピストルも身体の影になっていて最初は見えなかった（少なくとも猫の位置からは）。

どうやら自殺を図るらしいのだが、ピストルの当て方もくまさん♪ホセは顎の下に両手で。
遅沢ホセと宮尾ホセは片手でこめかみに。
・・・その手に詳しい方の話では、くまさんホセ♪の方法の方が確実らしいです。一番は咥えるのらしいけど、絵的に美しくないですもんね・・・
片手で撃つとブレやすいし、こめかみはすぐ下に骨があるので確実ではないとか。

舞台では撃った！と思う瞬間からホセが舞台奥に走り去るのですが、これは舞台の制約でそうなってるだけで、実際のとこはあの時に撃ってるのではないかと。

舞台の制約・・・あそこで倒れてしまうと誰かが片付けないと話が先に進まないわけで・・・。本人が立ち上がってスタスタはけてもらっても困るし＾＾；

映像なら撃って実体は崩れ落ちるものの、抜けた魂のよーな、姿形は同じで透けたようなものが走り去る、ということなのではないかと勝手に解釈。

走り去る先は何処？　母親の元かな？　カルメンかな（泣）


・・・ミカエラは・・・ないな、たぶん（ごめん、ミカエラ！）。