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BSプレミアムシアター 眠れる森の美女

TV放送のバレエを見まして。
ミラノ・スカラ座の「眠れる森の美女」・・・ルドルフ・ヌレエフ振付・演出版をフローレンス・クラークが改訂したというもの。

・・・ぎょっとするほど(笑)衣裳がコテコテ。
初演時の路線を狙ったんでしょうか。ダンサーの身体のラインより衣裳重視か?
特に16歳のオーロラ姫の衣裳が・・・みかん色というのが斬新だなーと。 昨今そういうバラもあって、結構人気もあるけど、私にはバラというよりオオキンケイギク^^;で、最後までしっくりこなかった。
他はすごく濃いけど、王子の衣裳は意外にシンプル(なぜ?)

・・・王子一杯踊らないと。
眠りの王子はなかなか登場しないから、あまり踊るシーンもないはずなのに、鬱々部分のソロが長い~。聞いたことがないような曲まで(ちょっとくるみ割りの曲に似てる気が)。
お城にはわりとあっさり入れる(カラボスの抵抗なし)のに、なかなか寝てるオーロラに目がいかず、察しが悪い(そういう演出なんだってば)。

・・・振付が凄く凝ってる
これもヌレエフならでは? そこまでする?って思うほど。

つまんないとこチェック
婿候補の4人の王子、カラボスに殺られて復活せずフェードアウト。
倒された後もなんだか邪魔そうに倒れていて、リラの精が復活させるかなーと思ったけど無視されて、姫の眠りが解けるときには姿形もなかった。

赤ずきんと狼は出てこない。

まあ。全体にゴージャスなので、見ていて楽しかった。

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少しずつ振り返り

叔母の葬儀が終了。
・・・といってもごくごくシンプルなものなので、「儀」なのかどうか。

本人が仏壇嫌いというのは聞いていたのと(実際家には置いてない)、叔父も坊主嫌いだというので、無宗教ですませた。
ら・・・あっけなかった。
僧侶の読経というのは、事をゆったりと進ませるためのものだったかな、と思った。

叔母のお姉さんが2人来てくれたのだけど、何しろ初対面なので無事に合流できるかなーなんて心配もあったし^^;
(叔父も長く会っていないから覚えてないとか言うし)

でも終わってみればハプニングもなく、安いなりに残念なことがあるのかとも思っていたけど、想像よりは良い面の方が多かった(よっぽど酷いものを想像していたのか!?)

世の中では盛んに言われているけど、いまいち切迫していなかった認知症の問題も考えさせられた。
認知症になってしまうと、自分の体調などもうまく説明できなくなるので、周りによくよく親身になって聞いてくれる人がいないと手遅れになってしまう。
叔父の方がよく倒れて救急搬送なんてされていたし、元々亭主関白な性質だから簡単に頼れないし、それまでのことを全く知らない姪なんかじゃ役にたたない。
最初、叔父が入院していたのに「いつのまにかいなくなっちゃった!」と母の元に電話してきたのは、その時点で認知症が進んではいたものの、叔母なりのSOS(私も助けて)だったのだなーというのは後からわかったこと。

身体以上にやっぱり頭は大事にしないと・・・

あ!ハプニングは病院であったのだった。
死亡診断書を書いた医師、日付の「月」を寝ぼけていたのか「1月」と書いていた(3か所も!)。気が付いたのが葬儀社に着いてからだったから、もう1度病院に戻って訂正してもらったのだった。看護師さんに叔母の生年月日に間違いはないかと聞かれて、そこはよく見たのに。
さすがに平常心ではなかったな^^;
実は時刻も変だった。(葬儀社への電話連絡が臨終前みたいなことになってしまっていた~。)
時間が歪んだのかと焦ったけど^^;、多分病室の時計がかなり進んでいたのだった。 だから実際は呼び出しがあってから着くまでに30分はかかっていなかった。
・・・でも間に合わなかったんだな・・・orz
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有終

叔母の件の合間にフィギュアスケート全日本選手権・・・
色々な意味で忘れられない大会になりそう。

高橋選手のショート・・・^^
あのプログラムは、はなから得点を狙っていませんでしたね。
もっと言えば、この大会では得点を上げようとは考えていなかったのかも。
去年ははからずも?台にまで上がってしまい、ちょっと困っちゃったので(今年は特にもうシングルで先はないのだし(泣))
不要な混乱を避けようとしていたのではないかとも感じた。
でもしっかり、「こういうプログラムの方向もあるんだよ」ってことも示していたように思う。

フリーはシングルの本当にラストの滑りだったせいか、始まってからしばらくは会場が異様だった!
客席から物音が全くしていない感じで。 本当に張り詰めた雰囲気(みなさんちゃんと息してた? 笑)
後半になってからやっと、声やら拍手やらが出て普通に戻ったけど。

結果は本当にもう、どうでもよかった。見ている方としても。
最後まで無事に滑りきってくれたので。

得点発表までの大ちゃんコールがまた・・・@@
愛されているなあ・・・

来年はアイスダンスでどこまで行けるかな、凄く楽しみ^^
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人生の勉強

今年の春頃から介護でかかわってきた叔母が永眠・・・
(叔母は父の弟の配偶者、血の繋りはにゃいのであった)

先月中から都度医師からの経過説明があり、徐々に状態が悪化。

最初の「すぐに来てください!」の呼び出しがあったのが18日。
実は17日の口頭試問の日にそれが来たらどうしよう~~と、凄く心配だった(内容よりそっちの方が心配でもあった^^;)
どーしてもその日に提出しないといけない書類を「でやっ」とやっつけて病院に向かったけれど、その後あまり変化がなく、その日は帰宅。叔父が来たのはこれが最後 orz 以後全部私一人。

19日の日中は呼び出しがなく・・・それでもいつ来るかと、来たらすぐに出られるようシゴトをしゃかりきに前倒し。いまだかつてないペースで仕事をしてしまったよ(普段はそこまでしてないのか?)。
今はちょうど来年度のための重要な書類作成と、今年度のまとめ的な書類を作成する繁忙期、気を抜くとすぐに溜まるのであった。

仕事帰りに病院に寄るも、前日から大きな変化なしでまた帰宅。雨が降っていたけれど、いつになくシールドの曇りが酷くて、あれは何だったんだろう・・・

20日も出勤していたら、午後3時頃に2度目の「来てください」があったので、仕事を切り上げて向かう。
・・・たしかに前日よりはさらに悪化してはいるものの、またしてもそこからは変化がほとんどなく・・・
9時を過ぎたころ、泊まるのであればベッドやらを準備してくれると言われたものの、そこまでしてもらうのも大ごとだな・・・と感じて一旦帰宅することに。
帰宅して夕食、一休みしていると3度目の呼び出し。
できる限り急いでは行ったものの、電話を切ってから病室まで30分近くは経っていたらしい。
既に心停止状態 orz
日が変わって午前1時を回っていた・・・。
葬儀業者に連絡して、病院を出たのが3時近く。長い1日にゃった(正確には1日以上!)

慌ただしかったけど、きっちり17日を避け、土曜の早朝にだなんて、なんてタイミング。
物凄く気い使いの叔母らしい・・・。
叔母とは長らく会っていなくて、というより親しかった時期がほとんどないのだけど、よく会うようになったのが今年の春からで、その頃にはこんなことになるなんて全く思いもよらなかった。
介護の問題とか、病院とのかかわりとか、終末期ということについて、まさに身をもって教えてくれたのかな・・・
まだ全部消化していないけれど。

まずは「あの」手のかかる叔父を長い間面倒みてくれたことに感謝、
それと色々教えてもらえたことに感謝。

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口頭試問

やっと卒研が終わった!
今日がその最後にあたる口頭試問。
提出後あまり見返すことなく、内容も忘れかけた(笑)ところで、日にちが近づくにつれ緊張感が・・・。
それより何より、会場が遠い(幕張)ので、時間通りに無事に着けるかが心配にゃった。
朝のラッシュなんて超苦手で。

まあ、なんとかその辺はなったけど(でも最後の最後で会場の部屋が分からずうろうろ・・・)。
論文も一部持参しろということに加え、ノートやら資料の持ち込みは可とのことだったのに、のっけから、全体を何も見ないで説明してください、と言われて「うわ!」になった。

説明自体はあまりうまく行かなかったし、研究方法にも「もっとこうした方がよかったね」的なことも言われた。
私としては先行研究が見つからなかったので(探し方が悪いのかそんなことをやった人がいなかったのか、結局わからない)、基礎の基礎から埋めなきゃならんな、と思ったけど、教員はもっと応用的なことをすればよかったのに、という感じ。
で、結論もあまりぱっとしないもので、そのためか今日も
「この研究(結果)で一番面白かったことは?」
と聞かれても、あんまり面白くない回答になってしまった。 orz

後で気がついたけど(←遅い)面白かったのは結果ではなくて、その過程だった^^;
自分的には今までの仕事のスキルもだいぶ生かせたし、もちろん学んだことも入れ込んだし、新しいことも試してみたし。

仕事だとどうしても時間を気にするけれど(特にサイドワークの方は時間あたりなんぼの計算なので)、これは全く時間を気にしなくて良いのが気持ちよかった。
好きなだけやって、納期もまあそんなに厳しくないし(って余裕していたら後半が大変だったが)。
やればやるほどわからないことも出てくるし、研究にのめり込む人の気持ちが少しわかった。
時間はいくらあっても足りない!

さてこの先はどうしよう・・・^^;
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