おみくろん

気分転換・・・にならないかもだけど、新コロの話。

息子の友人が罹ってしまったそう。一人暮らし、ワクチン未接種（なんでかなあ・・・）というので、ちょっと心配。
しばらく会ってはいないので息子は無事なのだけども。
職場でもついに第1号が出た。結構人はいるので、今までよく出なかったものだけど、さすがに今回はダメだった。

かなり！コロナウイルスには詳しい人に、軽症のオミクロンには市販の風邪薬は効きますかね？と聞いてみたら
たぶん効くでしょう（あいつは大したことない奴だから）
との答えだった。
あまり大っぴらには報道されないけど（責任持てないから？）、熱が高いときは解熱剤も飲んで・・・みたいな話は聞くので
風邪薬の備蓄を増やした。
あっても困るもんでもないし。

マスクをしていてもうつるのかも・・・という話は、実は医療関係では前から出ていた。
しっかり検証されたのが今、ということか。
ソーシャル・ディスタンスが重要ですな・・・

TBSチケットの動画配信・・・ひどく残念な結末

（長文注意）

アーカイブもないというので、その時間に見られるかわからず、当日になって見ることを決め、申込を開始した「クラリモンド～死霊の恋～ほか2作品」の動画配信。11時半くらいだったかのう・・・
TBSチケットで動画配信を見るのは初めてだったので、会員登録から。
まあちょっとひっかかりは覚えつつ、必要情報を入れる。
2段階認証が初めて経験する方法だった。
たいがい入力した電話に6桁くらいの数字が送られてくるので、それを画面から入力するのだと思っていたら、やけに長い数列が画面に現れて、何かと思えばそれに電話しろという指示。しかもタイムリミットのカウントダウンが始まって焦る焦る。
理解するのに時間がかかったから、残り数秒・・・
手元に電話を用意しておけとか、前もってそうなることを教えてほしかったなあ・・・
それにいくつの電話番号があるのか知らないけど、これでセキュリティ高いんだろうか？

その後「会員登録が終わりました」と予約完了のメールはきた（11：43）けど、肝心の視聴のためのURLはなく、ログインして申込履歴の確認画面から入れという。しかもそれが反映されるのには10分から20分かかることもあるとは書かれていた。
ので、待つこと20分・・・以上・・・開始時刻が近づくので、何度も画面を確認・・・しかしずっと準備中・・・
e+のようにメールでも来ているかもしれないと、メールチェックを何度もするも届く様子はなく。
・・・気になって他のことができやしない。

結局画面が更新されたのは、接続開始の12時45分すぎ。約1時間もかかった！
やっと・・・と思いクリックすると、劇場客席の背景に死霊の恋のポスターの画面になり、開始は13:00から、というメッセージが出た。
ので、すっかり安心して、つい目に留まったホコリなどの掃除を始めてしまったのが命取り。

13時になっても画面が切り替わらないので、
あー開始が遅れているのかな？配信もあるっていうしな（今までのグダグダを考えるとそうも思えた）、そのうち
“幕が上がるのかと思ったら、くまさん♪が「ようこそ！」なんて登場しないかな？”なんて思いつつ掃除を続けていたが、そんなことはなく
さすがに遅すぎるよね？と思い一旦接続を切ることに。
一旦切ると、再ログインの必要があるかもよ、な警告メッセージに抵抗を感じつつもＯＫして再トライしたら・・・

既に幕が開いて相当進んでいた。　一瞬何が起きたかわからなかった。
そういえば、画面まんなかの、13時からっていう白い文字の裏にくるくる白いわっかが回っていたわよ（つまりその間は接続待ちだった。）
それにしたって待っていれば自動で繋がって始まらないわけ？
そこはマニュアル！？
接続待ちなら画面まっくらにしとくとか、文字を重ねないとか、もっとわかりやすくしとけ！
それにマニュアルで繋ぎ直す必要があるなら最初にそう書いとけ！
（って規約に小さな文字で書いてあったかもだけど、それにしても不親切極まりないでしょ）

ショックを受けつつも見始めたけど、画像も音もつっかかる。
振付が振付なので、カノンの動きなのか、つっかえているのか悩む場面も（苦笑）。

うちは三大キャリアの光回線で、全て有線で繋いでるWin11の最新OSのPCだったんだから、「電波がー」なんて問題ではないはず！
FLOW ROUTEからはなんとか普通になった気がするけど。
結局、シンプルシンフォニーは集中して見られず残念なことに・・・。

休憩時間に広告流すくらいなら、その辺もっと丁寧に準備しとけっつーの！

それにしても画像荒いなー
と思いつつ見終わってから、画質が3段階あって一番低いレートだったのに気が付いた　orz
最初がつっかかりまくりだったから、そんなもんなのだろうなーとも思い込んでいた自分に頭を抱えた。

なんかすごく損した気分！！会場に行ったくらい疲れたかも。
次回も見るかはわからないわねっ。

FLOW ROUTE

これも他２つと同時上演。つまりトリプルビルだった。
順番は「シンプル・シンフォニー」・「FLOW ROUTE」・「クラリモンド～死霊の恋～全編」。

これも初演は2018年。
前に見たときは前半部分がとても面白くて、目が離せなかった。今までKバレエにないレパートリーだと思ったし、それは今でもそう。
ただ、後になってふと考えると、前半と後半の繋がりがさっぱり分からなくて、作者が構想を得た2色の水がどこまでも交じり合わない川というのを想像してみても、どこがどう表現されているのかが分からず、音楽も手掛かりにならず、いっそのこと2つの作品と言ってくれた方がよっぽどすっきりすると思った。
ただ今回気がついた（変わってた？）のは、間にもう１つ男女一人ずつのパートがあったこと。
・・・余計に混乱orz。
いや、間になんか挟まっても、どこまでいっても２つのものが交じり合わないんだってば、ってことなのか？
もしそうなら、後半の舞台上にテーブルは無くてもいいし（倒れそうで怖い）
ラストシーンがああならなくてもいいんじゃ？（合流しちゃったじゃん、思いっきり）

コンテ音痴なので考えすぎてハマっているだけかもしれない。
あまり考えずに眺めていれば、これも「踊る人大変そう」な感想。
実際に踊っている間の表情がみなさんバラバラで面白くはあった。
すごく楽しそうに踊る人もいれば、驚くほど必死な形相（真剣というより、あなたは一体何と戦っているのかと思うような表情）の人もいたりして。

ネガティブなことばかり書いてる気がするけど、コンテの動きのキモも少しわかった気がする。
モダンダンスはクラシックと違って、大地を感じるような動き・・・と大昔の教本にはあったけど、どーいうこっちゃ？と長らく謎だった。
それって力を見える化するような身体の使い方なのかと。
あまりうまく説明できないけど、車でタイトなコーナーを曲がるときに一回反対側に頭を振るような感覚？それを派手にじゃなくて、さりげなくほんの少し入れたような所作。わずかな溜めというのか？
どうやったらできるのか具体的にまだわからないけど。
・・・というのも、そうなってない感じの漂う方がいたから、比較しているうちに分かったのだった。
振付家の方はあれで納得いっていたんでしょうか？
（これも考えすぎ？最後もネガになっちゃった！）

シンプル・シンフォニー

「クラリモンド～死霊の恋～」との同時上演作品「シンプル・シンフォニー」。

くまさん♪が音楽そのものを視覚化したという作品。
4楽章からなる約15分の音楽。（3番目が長く感じるけど全部使っているのか、よくわからない・・・orz）
それぞれの楽章にはタイトルが付いてる。
１騒々しいブーレ
２おどけたピチカート
３感傷的なサラバンド
４浮かれたフィナーレ
音楽は著作権が消滅するのが作者の没後70年だそうで、B.ブリテンさんは1976年没のため、まだ切れていない
（ので、リハーサルのYoutubeではアーカイブができなかったのかと）。

・・・もともとの音楽にとりとめがないので、そのまま視覚化されてもなんというか、どう捉えてよいのかいつも未消化＾＾；
全体的に早くて激しい動きなので、高齢の身で、ついつい踊り手のことを妄想してしまうワタシには、「しんどそう」がかなり上にくる感想。
「若いからできることよね・・・」という一抹の寂しさも感じてしまう。
実は踊っている間より、舞台の上で立っているだけの間の方が辛いんじゃなかろうか・・・。
肩で息しちゃいけないし、汗を拭ってもいけないし。袖に入れればどんなに楽かと。（くまさん♪オニですね。）
ので、各々のきちんと踊りきるポテンシャルは本当に素晴らしいと思う。
振付について1点気になったのは、頭の上まで上げるリフトを客席に向かって女性の脚丸見えでやるのはどうかと。最終的なポーズになるまでの経過も、ちゃんと綺麗な脚のポジションなのはよくわかったけど、一瞬ぎょっとするので。あのおしゃれーな衣装だからなおさら。
（拍手される間がなくてよかったよ・・・）

復習のつもりで配信も申し込んでみたのだけど、残念な顛末により納得のいく視聴ができなかったのであった。
（この件は後でまた書くかも）