息子の誕生日とは何の関係もありませんが，ロングアイランドのOld Westbury Gardensをちょこっと覘きに行ってきました．
すんごい！ここ２１０エイカーの本物の英国庭園！２１０エイカーって言われたってピンとこないでしょ？１エイカー＝約１２００坪．ローワーマンハッタンがすっぽり入っちゃう広さでしょうか？ここはスチール業で財を成した一般のお宅だったところ．こんなところで生活していたなんて，タイムスリップして様子をこっそり覗いてみたいわ．
アメリカにいることを忘れて，イギリスに旅行に来た気分に浸れます…．
近所の小さなガーデンで癒されていた自分が小さく思えてもきます…．
真ん中のペルシャ猫みたいなお花．これもバラなんですって～．しっかり棘があったわ．
はい！じゃあ，ここから夫婦喧嘩．
あのね，折角こんな大規模なガーデンにやってきたんだから，個々の花の写真じゃなくて，見事なランドスケープの写真を撮ってね．と子供よりもカメラを大事に持つ旦那に言っておいたんですよ．なのになのに，帰り際に撮った写真を見てガックリ．一花一花の写真ばっかり撮ってた…．それじゃあ，近所のガーデンで撮った写真と変わらないじゃん！
バラの花で誤魔化せてるけど，実は苛々している私…．
２１０エイカーのランドスケープを撮ってないって，どういうこっちゃ？
おまけに，ここでたまたま知り合ったNY市ガーデンの造園をする人と話し込んじゃって，子供達は待ちくたびれてるのにちっとも話を切り上げようとしないの．「庭も持ってないくせに，知ったように庭の話しで盛り上がってんじゃないよ！」と心の中で叫びました…．
もういいわ，私が撮るからカメラ貸して！と構えたら，もうメモリーカードいっぱいになってんの！ええ～っ，１５０枚くらい撮れる余裕あったのに，全部花の写真撮ったの～！バッカじゃないの～！って，植物図鑑でも作るんか？！と言わずにはおられませんでした…（汗）．
そんな苛々している私に向かって旦那が，「ここは宝くじで２００億当たっても買えないなぁ．だってお前，手入れできないだろ？」って．宝くじ当たっても買う気もないくせに言いやがって，しかも，２１０エイカーの庭の手入れを私にさせようと思ってるということが，更にカチンときたのでした…．庭師を雇え！
．
こちらがおウチ．それから駆けてく息子．
ギースもいっぱい．糞もいっぱいだけど…．
他にも，シェイクスピアの妻，アン・ハサウェイが住んでいた風なコテージもあったし，湖もあったのよ．子供が遊べるようにガーデンの中に砂場もあるし，スプリンクラーからずっとお水も出てるの．ピクニックのできる場所もあるし，カフェだってある．もちろんおウチの中だって拝見できます．それで，６歳未満は無料です．
ここは本当に素敵．絶対にまた行こうっと…．
でも実は，ちょっと日本庭園が恋しくなってきたのは歳のせいかしらね？
クリックしていただけると励みになります
