Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

新学年始まってからの様子(娘編)

2015-10-03 | NYの育児・教育事情

久々に子供達の様子。

先ず、おっきい学校のキンダー(年長)に通い始めた娘から。

もうね、学校大好きっ子(苦笑)!
毎日のように、「お母さん、リンちゃんのためにこの学校を選んでくれて、
この先生にしてくれて、本当に有難う。もうリンちゃん嬉しくって、ずっとワクワクしてる。」
と言ってくるし、
学校から帰って先ず、
「今日もすっごく楽しかった~!!」と笑顔でスキップしながら第一声。

帰宅し、手洗いうがいの後は、着替え途中のまま、もう宿題を終えたい気持ちいっぱいで、
私がオヤツの準備している間に、「一人で宿題やってしまう~。」と、
脱ぎかけのシャツが頭に引っかかったまま、ソックス片方だけ脱いだままで、
宿題を終わらせちゃいます。

キンダーの勉強内容のほうは、
息子で前例もあるし、保護者会で説明を受けているので全く心配していません。
娘も「勉強、とっても簡単!」というほど。

特に美術、音楽、科学、体育で専門の先生から学ぶことが嬉しいようで、
毎日大喜びで通ってくれます。

給食もオヤツも楽しいらしいし言うことなし!

実は、この子はこうなると思っていました。
感覚が私とよく似ていて、
開けたところ、アカデミックなところが絶対好きなハズって、
娘が2歳半から気づいていたので、驚きもそんなにありません。
なるようになったと思います。

彼女は、博物館や美術館や教会や大学など、
天井の高い、開けた、学術的なところに行くと、
瞳孔が開き、好奇心で満たされワクワクするけど、
落ち着いた行動をとる子。

だから、サポートもしやすいし分かりやすいんです。

日本語勉強のほうも順調で、
只今3年生の漢字と2年生の文書読解。
算数は足し算。
最近急に、数の概念が閃いたように分かり、
100を越えた数字もどんどん自分で書けるようになったことが嬉しかったようで、
彼女自身、跳び上がって喜んでいました。
(ヘレン・ケラーのようでした・・・笑)
それからは、足し算がスムーズです。

日本語会話の上達と、
3年生の漢字を書くための筆圧、
文章の理解力を先生に褒めていただきました。

実は一つね、
自分の中でどうなのかな~?と悶々としていたことがありました・・・。
それは、「いろんなところへ行ったり、体験させたりする」ってことの重要性。

私の場合は、それが直接勉強に繋がるようにとは全く思っていなくて、
あくまでも気分転換目的(私にとっても)。
習い事のスポーツもそんな感じです。
勉強以外で何かインパクトを与えたり、
好奇心を持つ切っ掛けになってくれたらいいな・・・という程度でした。
果たして、これがどこまで意味があって、役に立つのか、
ずっと半信半疑状態のままでいたところ、
ある人に、「文化的行動、つまり美術館や劇場に行くかどうかは、学力には影響はなく、
博物館・科学館も影響力が弱いのよ。」と指摘されてからは、
私は無駄なことをしているのかな・・・と、
後ろ髪を引かれるような思いでした。
でも、自分のやり方を貫いてみようという頑固さでやってきたのですが、
先日、日本語の先生に、
「夏の間、お子さんにいろんなことを体験させてくれましたね。
文章読解をしたら、何を聞いても理解できているし、
分からないことも、日本語で一回説明すれば理解出来ます。
『平等』『三重苦』『有り合わせ』『平泳ぎ』『ガラポンの福引き』
『魚のこと』『ツル植物の育ち方』『城の造り』『雨戸』など、
これらは実際見たり、経験していないと分からないことなんです。
素晴らしいです。」

と褒めていただいたことが、
私の1年間ほど戸惑っていた不安を拭い去ってくれました。

ガラポンは、「文章読解」にも、「ちびまるこちゃん」にも、「妖怪ウォッチ」にも出てきて、
これは説明しても理解できないだろうなと思ったので、
日本滞在中、絶対に体験させるつもりでそうしたのです。

それから「雨戸」なんていうのもアメリカにはないので、
台風が迫っていた日に雨戸を閉めて用途の説明を。

姫路城と岡山城を訪れた後は、中世ヨーロッパの城の造りと比べたり、

あちこちの家庭の庭で見かける「朝顔」や「ゴーヤ」を見ながら、
ツル科の植物を観察したり、
(NYではあまり見かけないので)

ブログには載せませんでしたが、
日本の汚い古い古い崩れそうな家屋にも訪れて、
藁葺き屋根、縁側、土間、囲炉裏、釜戸、井戸などで、
ママゴトをして遊んだりもしていたんです。
(蚊が凄くて、息子は嫌がってましたが・・・)

こういうことをしながらも、心のどこかでは、
こんなこと、教える必要があるのかな?
こんな体験をさせる必要があるのかな?
私は子供達の時間を無駄にしているのかな?
とずっと考えていて、
それでも、子供達が喜んでくれているので、
それでいいか・・・と思ったり・・・。

だけど、こんな程度のことでも、
子供の「知ってる!」「分かる!」というのが大きな自信に繋がって、
またもっと深い興味へと繋がっていくんだな・・・と、
日本から帰って1カ月ほどですが、
そんな風に感じました。

今の娘は、気が付くとずっと本を読んでいます。
日本語の絵本や、英語の絵本。
小学1年生の国語の教科書。
ドラえもんの本など、何でも手にとって音読してる。
自分で読みながら意味が理解できています。

空想の世界に浸り、
自分で探検用の地図を作ったり、
日本語(ひらがなばっかり)で日記を書いたり、
全て自主的にしてくれるので、
見ていて微笑ましい。

ノートに時計の絵を書いて、
自分の予定表を書いたりね。
することがとっても可愛いのです・・・(苦笑)。

あとは一緒にクッキングですね。

テレビが見たいとか、ゲームがしたいとか全く言わないし、
今現在習い事は日本語と音楽だけなのですが、
あんまり習い事でガチガチにしないで、
のんびり、ゆっくり彼女のペースで過ごしてくれたらいいんじゃないかと思います。

彼女のサポートは穏やかで順調です。

さて、息子はどうでしょう・・・?(汗)

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