クラスで一人だけ正解率100%だったという算数テスト。
社会科の小テストも100点。
ReadingもWritingもクラスで選ばれるほどの成績は取っているのだけど、
面倒なのです・・・(涙)。
因みに「L.O.U.」というのは、「Level of Understanding」の頭文字を取ったもので、
テストを受けた後、
理解レベルを4段階評価で自己評価し、
記載しておくのだそうです。
「4」は「教えられるくらい説明が出来るレベル」だそうで、
その自己評価を基準に、
担任は、各生徒がどのくらい理解出来ている判断するんだそうです。
さて、そんな息子ですが・・・、
NYで小学3年生になって、
「学校大好き!。勉強大好き!」という子供自体が、
全体的に急激に減るように思うのですが、
確かに、
「クラスメイトと和気藹々、皆んな一緒に仲良く遊ぶ」的な雰囲気は一気に無くなり、
「学業優先」という空気にガラリと変わったように思います。
そんな中、精神年齢がいまだ5歳くらいと極端に幼稚な息子は耐えられないのか、
「学校嫌い、勉強なんか嫌い。」と頻りに言うようになりました。
こんなに言い捲くる息子は初めてです。
なので、
「キラいだ、嫌だと言えば言うほど、本当に嫌いになっていくんだから、
軽い気持ちで言うもんじゃないのよ。」
と脅してみたけれど、今ひとつ本気にしていない・・・。
なので、
「もし本当に学校がキラいなんだったら、何がキラいなのか自分で分析しなさい。
そもそも義務教育程度の勉強で、嫌いだの苦手だの言うこと自体が有り得ない!!
でも、もし嫌いなことがあるんだったら、好きに変えれるチャンスだから、
有難く思いなさい。
担任が嫌なのか、クラスメイトから苛めにあっているのか、
勉強が分からないのか、
具体的に説明してくれないとキラいだ、嫌だじゃ分かんないから、
他の学校へ転校するか、
留年して2年生に戻るか、という結論しか出ない。
先ず、自分で考えて、
きちんと説明しなさい。」
と言うと、
息子、考えてました。
考えた末に出た結論。
「え~っと、算数の勉強が簡単すぎて退屈。
全科目でやたらWritingばかりさせるから面倒臭い。
仲良しの友達が全員違うクラスで、一緒に居れなくて寂しい。」
ほうほうほう。
来た来た来た。
ちゃんと自分の気持ちと向き合ってるじゃん!
と嬉しくはなりましたけど、
一つ一つアドバイスしていかなきゃいけません。
で、「算数の勉強が簡単すぎて退屈」
先ず、息子には言っていないけれど(これからも言うつもりはないけど)、
今までにも心配だったのが、この「授業が簡単すぎて退屈」ってところ。
先取り勉強をさせている子や、
ギフテッドスクールを蹴って一般校に入学させた子によくあることだというのは、
先輩ママからも、これまでの息子の担任からも聞かされておりました。
今学年始まってからも既に、
数学のテストは数回あったのだけど、
どれも満点。
「もう知ってることばかりだから、授業中、退屈・・・。」
とか言う始末。
息子が簡単だって言ってるほどだから、皆んな満点なんじゃないか?と思っていたら、
そうでもないようで、
やっぱり先取り勉強してきた子に関しては皆、成績良し!
でも家での息子は、問題の意味が分かんないとか、
宿題の意味が分かんないとか、ややこしいとか、
説明文を何て書けばいいのかわかんないとか、
物凄い横着をして算数問題を作るとか、
そんなのばっかりで、しょっちゅう親子喧嘩。
息子が先取り勉強をしていなかったら、
明らかに平均点以下!
「『簡単すぎて退屈』とかエラそうに言うくらいだったら、
私に一切助けを求めず、全部一人で勉強して100点取ってごらんなさい!」
と言っておいたので、
それ以降、ずっと一人でやってます。
そんなこんなで、
「算数の勉強が簡単すぎて退屈」はゴチャゴチャ言うな!と言い包めました・・・。
次、「全科目でやたらWritingばかりさせるから面倒臭い」
これ。
確かにね~、
やたらWritingばかりさせてる感じ・・・(汗)。
でも、そんなテストが3年生から始まるのだから、
その練習のためには仕方が無い。
夏の間に、嫌がる息子に、Writingさせといて良かった~と思います。
今でさえこんなに嫌がってるのに、
これで夏の2ヵ月半の間、Writingしていなかったら、
全く書けなくなってると思う。
(現に、2~3文しか書かない生徒もいるらしいですけど・・・。)
これも、仕方ない!ってことで!
「Writingが面倒臭いんだったら、それを面白いって言えるようになるまで、
頑張んなきゃね。」
と、言い包めました・・・(苦笑)。
次、「仲良しの友達が全員違うクラスで、一緒に居れなくて寂しい」
これ。
気持ちは分かる。
分かるけど、この2年生のときの仲良し達の数人は、
いい子なんだけど幼稚でね。
素行にちょっと問題もある子(うちも息子も含む)。
だから勉強のためには、
ちょっと引き離したほうが良かったんじゃないか?とも思えるほどで、
現に、そのうちの一人は可愛らしい問題起こして(汗)、
1ヶ月間「昼食後の休み無し」という極刑食らってます(苦笑)。
息子の今のクラスは私語する子や、ふざけたりする子もいないそうで、
とに角、学ぶために学校に行く子供達が殆どなので、
そういう環境が窮屈なのかもしれないなぁとは思うので慰めつつも、
「そのうち新しい友達ができる。」
「学校へは遊びに行くんじゃなくて、勉強しに行くんだから、それでいいの。」
としか言えません・・・。
3年生からは特に「勉強」重視な雰囲気も強くなっているし、
精神年齢が幼稚な息子にとっては、
もう「遊び時期」が終わった感もあって、
秋涼感味わってるんじゃないかな?
と思うのだけど、どうかな?
「神様に与えられた環境(学校、担任、クラスメイト、習い事)に対して、
感謝の気持ちを持たないと!
本当に感謝しているんだったら、嫌だの、面倒だのは、普通は言えないはずでしょ。
一人一人みんなに一番適している環境が与えられているのに、
それに対して不満しか出ないような子に、
これから先、より良い環境が備えられるはずがないのよ!」
と言うと、
涙目になって頷いておりましたが、
また翌日にはケロッと忘れてますね・・・(苦笑)。
小学3年生(日本では小学2年生)って、
こんな取り扱いが面倒になってくるんだったっけ?
これら不満に加え、
忘れ物が多いし、
すぐに物を失くすし・・・。
ランチボックスはスクールバスの中に忘れて帰って来るわ、
買ったばかりのラルフローレンの上着は、
脱いで何処か置いたら、何処に置いたか忘れたっていうわ・・・(汗)。
ほんとに、毎日「なんでそんなことになるんっ?!」と叫んでます。
もっとしっかりしてもらわんことには困ります・・・(汗)。
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