出雲からの帰り、へへ~~、秋の鱗雲が!ってことで、夕陽スポットに車を停めました。
鱗雲が夕陽に染まる姿は息を呑むものがありますが、さて今日は・・・
6時半に車を停めて落日を待ちましたが、どんどん状況は悪くなり、あっという間に鱗雲が東の空まで広がりだし、その下には春霞がさらに立ち込めてきて、う~~む(><
ちなみに、今日はさば雲?まあそれは置くとして、今日は、平田で幕内秀夫さんの講演会。
幕内さんの講演を聞くのは、今日で5回目?いつも新たな発見があるのですが、今日もいくつもの新たな驚きがありました。100冊も本を書く方ですから、引き出しが多い(@@
向精神薬と一緒?
子どもは、必要なだけしか食べない。だから残す。100歳以上長生きの方も、調べてみるとそうなんだっていうんですよ。
江戸時代の観相家・水野南北も「相法極意修身録」(現代語訳「食は運命を左右する」)で言っている通りですね。食い意地が張っていると福運がなくなるっていうんですね。
赤ちゃんは、100%理想的な食事。子どもはそれに近い。
大人は、体に不必要なものを好む。ストレスのはけ口、愚痴の相手、心のクスリとして、酒とたばこと饅頭・ケーキ。これは止められない。
饅頭・ケーキの中で一番欲しくなるのは?会場からチョコレートケーキと。ビールもチョコも苦味がある。どちらも微量の毒なんですね。
ある意味、覚せい剤や向精神薬と一緒かなあ。依存性があるんでしょうね。大人は仕方ない、しかし、未来のある子どもは70%をめざそう。
ティシュも揚げれば旨い
この写真凄くないですか?
数年前、オーストラリアに講演で呼ばれた。日本人には肥満がいない。その秘密は食に違いない。日本人の食生活について語ってくれとの要請だったとか。(右の写真はホルモン異常ではないかと)
オーストラリアで語ったことは、日本もオーストラリアを追っています。すぐに一緒になる。
その理由は、日本でもパンが常食化し、カタカナ主食が食卓を占めるようになった。カタカナ主食のキーワードは、日本の伝統食にはなじみの薄い油と砂糖なんですね。
その上、右に清涼飲料水、左にスナック菓子。三食これになった。その象徴はポテチ蕎麦。大阪の蕎麦屋の実物がスライドで出たのですが、島根も直だよって。願い下げですが、食べます?
お笑いタレントが、目隠しでティッシュと銀杏の落ち葉のてんぷらを食べるというTV番組の紹介、旨い!と。衣を付けて揚げると何でも旨い!油脂の脂、旁(つくり)は旨い!
だから、マヨネーズ、ドレッシングを使えば何でも美味しい。おまけに油を使う料理は簡単。
保育所で朝食の提供~学校給食の役割の変貌?
最後に、ショッキングな話。
もうすぐ、保育所で朝食の提供が始まるだろう。さらに、知りませんでしたが、自民党には学校給食で朝食を出すことを検討している部会がある(@@ 意見は割れているようですが。
子どもの生活習慣病の急増も含め、そこまで、家庭の食の崩壊が進んでいるということ。
学校給食の役割は変貌している。
カタカナ主食の習慣化の片棒を担ぐような学校給食でいいのか?
食の習慣化を学校給食が担わなければならない時代にあって、子どもの視点で考えるのか、経済(業者)の視点で考えるのか、主役は誰なのかよくよく考えなけねばならない時代です。