へえ、そうなんだ!すごいね!って方が二人も。何れも女性です。
一人の方は還暦、元の職場の2人の同僚の方と久しぶりにランチをなさったら、変わったわね!耳も福耳になって、と言われたのだとか。
もう一人の方は、僕より少し上の方ですから30歳くらい?友人から小顔になったねと。
心と身体は不思議
女性にとってはどちらも嬉しい声なんでしょうね。
このお二人は、いずれも中山さんの施術を受けていらっしゃる方なんですが、確かに女性の変わり方は、この鈍感の僕にもわかるんですね(^^;; キラキラ輝くようになった方、明らかに全体がシュッと締った方。
中山さん自身も、この一月でお尻の下のお肉が締まり、シュッと上がったって。意識の他、何したんだろう?
もう一つ、今回初めて施術を受けた方ですが、中山さん曰く、彼女は全く受ける必要のない人だって。
その方は、マクロビと薬膳をやっていらっしゃいますが、ヨガにも取り組んでいらっしゃるんですね。体を作る食事も違うし、体のメンテナンスも日常的にされている。当然、意識も全く違うんですよね。
それでも施術を受けられたその方、中山さんに言わせると、日常が変わってきますよ、って。確かに、仏法では依正不二と言うのですが、自分の意識が変わると環境も変わる(えられる)んですよね。
そんな話の中で、足があらぬ方向を向いている方も施術を受けると普通の位置に戻る。次に施術では、その位置に戻るスピードがアップする。ただ、キープするには意識も含めてもう少しの踏み込みが必要なようですが。
心と身体って、本当に不思議で面白いものです。
知の麻痺は大丈夫?
そう言えば、今日、注文していた本が送られてきました。
お借りした岡潔著「情緒と日本人」を読みながら、これは自分の本で読まなきゃ!というのと、稲葉耶季さんと矢作直樹先生の対談を読んでこれも!と思って注文した中の3冊です。
岡潔先生は、「発見の鋭い喜び」ということを書いていらっしゃいます。ここで、仏法の「有事(うじ)」ということをひき、その刹那、その一点に、全ての時間・空間が凝集し、そのためすっかり中身のあるものになると。
そして、「知的独創はつねに知と未知との境において起こるのである。これが容易に起こらないのは、知の麻痺が非常に深いからだと思う。」と。
これって、ひょっとしたら、宇宙の創生にも通じ、素領域理論で説明できるんじゃないか?などと訳の分からないことを思ったりして、ちょっぴり体が震えるような感覚が・・・
おっと、なぜそんなことを書くのか?ですが、先生は今の教育を深く憂いていらっしゃいます。
「事態がもっと切迫してくれば、みんな気がついてくれるかもしれないが、それでは遅すぎるのだ。(中略)それでも(進駐軍が)原則から悪くしたのに害がこの程度ですんでいるのは、日本人が情操中心でこれまでやってきた民族だからで、欧米のように意志中心の国なら、すみずみまで原則に支配されるからもっとひどいことになっていたに違いない。しかしこれ以上悪くならない保証はどこにもない。」と。
この文章は、1963年に毎日新聞紙上に掲載されたようですが、先生の憂愁から50年余、事態は切迫していないのか?知の麻痺は起こっていないのか?とても気になるところです。