見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

地域主義の時代

2021-01-12 19:55:39 | カムの宿

雪が降った時の大きな楽しみが一つあります。
雪面に残った動物たちの痕跡、おっと、人の痕跡もなかなか面白いのですが、、、

随所でヒトの暮らしを立ち往生させたこの度の寒波も一段落の今日、何日かぶりに新庄にやってきて、今夜はお泊りです。
お泊り、お一人様ですからついついケチケチしたくなる、ですから、相当寒いし住宅地のようにすぐ隣に家はないので、肝が細い僕にはプレッシャーですけどね。
ただ、便利から少し距離があるので、何と言っても時間ドロボーに時間を奪われることが少ないのが、不便で寂しい新庄の最大の魅力です。

今日、新庄にやってきて最初に見たのが畑やその周りの雪面に残った動物たちの痕跡、この足跡、鳥さんや動物、鳥さんの正体はわかりませんが、動物の足跡の主を想像するのはとても楽しいものです。
雪面に残る動物の足跡3~4種類、これは猫!これは簡単ですが、後は結構難問。
ウサギはないようですが、これって一体?というのがこの写真のメインに写っている前後に並ぶ二つの足跡、ちょっと空いてまた二つの足跡。


きっと、犬じゃないよなあ、、、
じゃあ?タヌキの類?でもないと思うんですよね。
もしかして、いつぞや見かけたウリボウ、少し成長しているだろうからと思うと何かそれらしく思えてくる、こういう連想ゲームって積雪だからこそ、有難い!

読書の時間は内田樹
この後、今夜は読書のお時間かなと。
内田樹の「コモンの再生」を読み終えて、内田樹編「ポストコロナ期を生きる君たちへ」を開いて読み始めました。
中高生へのメッセージを大人が伝えるというもので、内田樹が選んだ30代から70代までの20人が次代への思いを綴っています。

僕の親しい友人に図書館学の先生がいるのですが、なかなか小うるさい。
かなり斜に構えて、平易なものを少し上から目線で批評する“癖”がある(笑)
だから?たぶん内田樹は読んだことはないと思うけど、彼の社会に対する眼と内田樹の眼、相当クロスすると思うし、膝を打って喜びそうに思うんですが、、、

地域主義の時代
内田樹の現場感覚に根差した現状分析と近未来への眼差し、凄いなあと思います。
で、今日伝えたい一番は、「地域主義」がこれからの流れだろうということ。
アンチグローバル化の流れが大きくなっている昨今、とはいえ国家で括ることが、ある意味ナンセンスな時代?
では、どんなコモン(共同体)なら参画したいのか、創っていきたいのか、考えて行きたいものです。

コメント
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