見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

降りましたね (*´∀`*) 

2017-01-23 12:58:54 | 日記

 降りましたねえ (*´∀`*) 今朝起きて外を見たら20センチ。
 今も降り続いていますから、明日には?って思っちゃいますが、山陰ではこれが普通だったんですけどね。

 今日の予定表は空白。たまっていた仕事(仕事と言えるかどうかですが)を片付けています。
 仕事をこなす、百姓仕事以外はPCに向かって仕事、って思うことが多くなってしまいました。肩も凝るわけです。電話にかじりついてひたすらかけまくるってのも、うむ!ですが・・・
 というわけで、茶の間にPCを持ち出して雪を眺めながらの作業。窓の外の南天の実がどんどん少なくなっているんですが、今朝もお客様が(^^;;
 へえ、木の実を啄んだらいったん放り投げるようなしぐさで飲み込むんですね。当たり前かもですが。


人は大自然が生ましめ育てる。人はその手助け
 昨夜、たまたまつけたNHKBSで「奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~」をやっていました。
 同時間帯のシャーロックホームズのCM時に見ていたのですが、いかに子どもたちの潜在的な力を引き出すのか、心憎いまでに心得ているように映りました。
 そういえば、以前にも同番組のバトンのコーチ編を見たことがありますが、やはり同じだったなあ。

 岡潔の本に、吉川英治は相手の話したいことを聞き出すことに長けていたとその人柄を絶賛し、それは、小学校しか出ていなかったからだと結んでいました。とても示唆に富んでいます。
 また、人は大自然が生ましめた大自然の子。それを育てるのも大自然。人はその手助けをするのであり、人造りとか、人間形成とか言い、教育者の欲する人が作れると思っているのは無知も甚だしいと。
 僕も、教育という言葉に大きな違和感を感じていますが、人は育てるんじゃなくて育つんですよね。周りはその環境をどう整えて行くのか、奇跡のレッスンはそのことを教えてくれています。岡潔と同じです。 

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空外記念館

2017-01-22 00:08:07 | 日記

 浄土宗の僧侶でもあった方ですから、僕が知らなくて当然かもしれませんが、山本空外上人は日本が世界に誇る大哲学者でもあるんだそうです。
 レーガン大統領が来日した際、空外上人の書を懇願されたけれども政府関係者は誰も知らなかった。ただ、名を聞いたことがあった竹下登氏が手を尽くして書が大統領の日本土産になったという逸話も。
 そんな方が、加茂町(現雲南市)の名もなき寺の住職を1953年以来50年近く勤められていた。

「真理を見てくる」手法
 保江邦夫先生の近著で、湯川秀樹博士は岡潔先生の仲介で山本空外の弟子になられ、「真理を見てくる」手法を授けられて素領域理論を完成させたと知りました。
 原爆の父ともいわれたオッペンハイマー博士は、湯川博士から話を聞き弟子入りを懇願されたけれども、この手法の本質は日本人でないと理解できないと、アメリカ人を理由に弟子入りを断られたとも。

 岡潔先生は著作で、自分の数学の研究は、情緒を数学という形に表現している。(中略)発端と結論がわかっていて中がわからないが、大自然に任せて、その理法によって表現すると書かれています。
 保江先生は、岡潔は寝ている間に情報を得ていた。というより、仮死状態になってさまざまな数学的真理を見てきた。空外上人からその「真理を見てくる」手法を授かったと書いています。

無染浄
 ずいぶん前置きが長くなりましたが、その山本空外とはどんな方だろうとネットで見つけた「空外記念館」を訪ねたのですが、えっ!人影もなくひっそり静まり返り開館していない様子(><
 住職のお宅らしきところで聞くと開館は10月だけだと。おっと~~~(@@
 ただ、本堂にも空外上人の書とかがあるので、特別に見せてあげますよと。きましたね(*^^*)

 掛けられていた書の一つに「無染浄」とありました。
 確か、仏法では染浄の二法が説かれ、染法とは、迷いの生命である無明のことで、浄法とは、悟りの生命である法性のことだったように思います。
 自我を捨てて、あるがままにということなんでしょうか。

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心と身体は不思議

2017-01-19 23:00:03 | 日記

 へえ、そうなんだ!すごいね!って方が二人も。何れも女性です。
 一人の方は還暦、元の職場の2人の同僚の方と久しぶりにランチをなさったら、変わったわね!耳も福耳になって、と言われたのだとか。
 もう一人の方は、僕より少し上の方ですから30歳くらい?友人から小顔になったねと。

心と身体は不思議
 女性にとってはどちらも嬉しい声なんでしょうね。
 このお二人は、いずれも中山さんの施術を受けていらっしゃる方なんですが、確かに女性の変わり方は、この鈍感の僕にもわかるんですね(^^;; キラキラ輝くようになった方、明らかに全体がシュッと締った方。
 中山さん自身も、この一月でお尻の下のお肉が締まり、シュッと上がったって。意識の他、何したんだろう?

 もう一つ、今回初めて施術を受けた方ですが、中山さん曰く、彼女は全く受ける必要のない人だって。
 その方は、マクロビと薬膳をやっていらっしゃいますが、ヨガにも取り組んでいらっしゃるんですね。体を作る食事も違うし、体のメンテナンスも日常的にされている。当然、意識も全く違うんですよね。
 それでも施術を受けられたその方、中山さんに言わせると、日常が変わってきますよ、って。確かに、仏法では依正不二と言うのですが、自分の意識が変わると環境も変わる(えられる)んですよね。

 そんな話の中で、足があらぬ方向を向いている方も施術を受けると普通の位置に戻る。次に施術では、その位置に戻るスピードがアップする。ただ、キープするには意識も含めてもう少しの踏み込みが必要なようですが。
 心と身体って、本当に不思議で面白いものです。

知の麻痺は大丈夫?
 そう言えば、今日、注文していた本が送られてきました。
 お借りした岡潔著「情緒と日本人」を読みながら、これは自分の本で読まなきゃ!というのと、稲葉耶季さんと矢作直樹先生の対談を読んでこれも!と思って注文した中の3冊です。


 岡潔先生は、「発見の鋭い喜び」ということを書いていらっしゃいます。ここで、仏法の「有事(うじ)」ということをひき、その刹那、その一点に、全ての時間・空間が凝集し、そのためすっかり中身のあるものになると。
 そして、「知的独創はつねに知と未知との境において起こるのである。これが容易に起こらないのは、知の麻痺が非常に深いからだと思う。」と。
 これって、ひょっとしたら、宇宙の創生にも通じ、素領域理論で説明できるんじゃないか?などと訳の分からないことを思ったりして、ちょっぴり体が震えるような感覚が・・・

 おっと、なぜそんなことを書くのか?ですが、先生は今の教育を深く憂いていらっしゃいます。
 「事態がもっと切迫してくれば、みんな気がついてくれるかもしれないが、それでは遅すぎるのだ。(中略)それでも(進駐軍が)原則から悪くしたのに害がこの程度ですんでいるのは、日本人が情操中心でこれまでやってきた民族だからで、欧米のように意志中心の国なら、すみずみまで原則に支配されるからもっとひどいことになっていたに違いない。しかしこれ以上悪くならない保証はどこにもない。」と。
 この文章は、1963年に毎日新聞紙上に掲載されたようですが、先生の憂愁から50年余、事態は切迫していないのか?知の麻痺は起こっていないのか?とても気になるところです。

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今年初ワイワイサロンはヨガ体験

2017-01-17 16:21:40 | 食育

 行きたいところは、パラレルワールド!
 これに刺激を受けて、僕は、行きたいところは宇宙の創生の時って(*^^*)

 今日は、今年度最後(のつもり)、2017年最初の“ワイワイサロン”を開催。
 今回の講師は、臨床心理士でヨガの先生、そして僧侶。えっ!楽健の師範という肩書まで!いったい、いくつの顔があるのでしょうか(*^^*)という土江先生。
 みんなでヨガ入門で体の鍛錬。と言うところまではいきませんが、自分の体の意識する貴重な機会。


 知っていましたが、ここまで柔軟性のない体なんだ!と自覚。まるでコンクリート構造体ですは。
 というのと、昨夜注ぎ込んでどこかにため込んでいたのが、体を動かしたために血液中に出てきたのでしょうか?気分が悪くなって(>< 体調管理は大切ですね。


 ヨガ体験の後は、みんなで持ち寄ったものでランチ。いやあ~~美味い。皆さん料理上手でこれだけでもすごい価値でした(*^^*)
 冒頭の2行は、自己紹介で名前に行きたいところを添えようと。いろんな行きたいところがあるんですね、面白いです。金箔を巻いたソフトクリームを食べに金沢に、縄文時代に、ごく普通にハワイに、末の子がアンパンマンが好きでアンパンマンミュージアムに、地球に来る前にいた星に、などなど、、、 

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数学のもとは情緒、数学は印象でやるもの!

2017-01-16 15:41:17 | 日記

計算や論理は数学の本体ではない
 岡潔という大数学者、恥ずかしながら全く知りませんでしたが、保江邦夫先生の本を通して著作があるならぜひ読んで見たいと思っていました。

 たまたま手元に届いた岡潔著「情緒と日本人」、人の要は情緒であるとされ、情緒について様々な角度から書かれていますが、さすがに大天才と言われる人、深いなあ。
 この本からの出典ではありませんがリンクしたサイトには、「数学のもとになるのは頭ではない。情緒だ。数学は印象でやるもので、記憶はかえって邪魔になる。忘れるものはドンドン忘れて行く。これが極意です」との言葉がありました。この発想は普通ではありません。

 今日の未明に読み終えた「こっちの世界、あっちの世界」に、ホメオパシーのことが語られています。
 イギリスでは、王室の治療はホメオパシー主体でされていますが、日本では全く認めようとしないどころか、バッシングすらしている、というようなことは置くとして、ハーネマンというドイツ人医師が確立したとのことですが、この発見(?)も岡潔の前述の言葉と二重写しのように感じます。

 数学のもとは情緒、数学は印象でやるもの!
 岡先生は、大学3年生の時「ぼくは計算も論理もない数学をしてみたいと思っている」と仰ったと。そして、計算や論理は数学の本体ではないのであると書かれています。
 また、一念三千の法門をひき、一つの情緒から三千大千世界が生まれ出ることは本当で、情緒は目に見えないが実在するものであることがよくわかると。

宇宙の子
 このことは、宇宙生命と通じた直観力とでいうのか、保江先生や湯川博士、アインシュタインにも通じるんだろうと思いますし、「あっちの世界、こっちの世界」の矢作先生も同じような感覚をお持ちなんでしょうね。
 この感覚、実は昔の人はみな持ち合わせていたものだと思うのですが、科学文明の発達によってどんどん削ぎ落としてきたんでしょうね。その結果でしょうか?世界は大きな壁に直面している。

 「あっちの世界、こっちの世界」には、そいう力を備え、アスペルガー症候群やADHDと言われる中に、世界をよく変える子どもたちがたくさん誕生しているが、自然と相反する物質世界の教育はそれに適応できずに発達障がいと言うレッテル張りをしている。その子たちこそ宇宙の子であると。
 しかし、“普通でない変な子”ですから、親も含めた周りからの圧迫によってその力を消してしまっている。
 そんな子たちに薬を飲ませるなんてとんでもない。そのまま受け入れることが大切だとも。その通りです!

 世界をよく変えるために、“普通の私たち”にできることは、そんな子どもたちの違いを違いとして受け入れる大きな度量を持つこと、どんな人も尊厳をもって生きれる社会を目指すという意識かもしれません。
 私たちのこれからの時代、面白いですよね。たまりません。

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