小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



昨年は小田原市内のほぼ全てのパン屋に出かけることが出来たので、今年は範囲を広げて西湘地区2市8町のパン屋巡りが出来ればと考えていた。しかし湯河原町へは外回りや休みの日に出かける機会が少なく未訪の店が4店ほど残っている。今日は湯河原へ出かける用事があったのでその中の一軒のパン屋に立ち寄った。国道135号から幕山方面沿いにかけての道沿いには未訪のパン屋さんが2軒ある。今回は湯河原鍛冶屋に今年オープンしたはなはなパン工房へ。鍛冶屋の五郎神社手前を左折するとすぐにはなはなパン工房の店舗が見える。古民家を改装した店舗で縁側に陳列ケースを置いて販売を行っている。パンの種類は10種類ほどだった。湯河原でパンを買った帰りに真鶴岬に立ち寄る。岬の先端の広場には以前から猫が数匹住み着いている。今日はマスクをかぶったような柄の黒猫が日当りの良い場所でくつろいでいた。展望台のフェンスの先では三毛猫がまどろんでいた。この三毛猫は3年くらい前から真鶴岬に訪れると度々見かける。パンを片手に三石海岸へ続く階段を下りる。階段の途中にある喫茶店はオーナーが変わったようで以前とは違った店構えになっていた。階段を下り三石海岸へ。昼過ぎまで曇り空だったが、午後3時近くになってだいぶ晴れてきた。波も穏やかで気持ちの良い秋の海辺。この時間帯は満ち潮のようで三石に続く岩場は海の中に沈んでいた。暖かな日差しに穏やかな波音と時折聞こえる海鳥の鳴き声が心地よい。三石海岸の岩場に座りオヤツタイム。はなはなパン工房でウインナーパンとクリームパンと大納言パンを購入。3つで590円。 150円の大納言は甘く煮た大納言が生地に練りこまれている。噛み応えのある生地とほのかな甘さの大納言が良くあっていて美味しい。 290円のウインナーパンも、しっかりとした生地の風味にウインナーの味わいのバランスが良くて美味い。穏やかな海を眺めながらパンを食べて気分転換。ふと目の前に影がよぎったので上を見るとトンビがパンを狙って上空を旋回している。慌ててパンを食べて三石海岸を後にした。

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )