小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市小竹地区を流れる中村川に架る坂呂橋は昭和30年3月に竣工した古いコンクリート橋。色褪せたコンクリートの風合いが歴史を感じさせ個人的に好きな橋で散策の途中に何度か写真を撮っている。その坂呂橋が今年の夏に補修工事が行われた。小田原市小竹の中村川に架る坂呂橋。今年の8月中旬に訪れた際に工事フェンスが設置されていた。橋の両側には工事看板が設置されている。橋りょう補修工事との記載で既に上流側のコンクリートの高欄は撤去されていた。先日、写真を整理していたところ工事前の坂呂橋を撮影したものがあった。この上の写真は2010年12月に坂呂橋の東側から撮影。これは補修工事後にほぼ同じアングルから撮影したもの。高欄がコンクリートから金属製に変わっている。この写真も2010年12月のもので、坂呂橋西側から撮影。この写真は補修工事後にほぼ同じアングルから撮影したもの。今回の補修では床版のアスファルトは新しくしなかったようで2年前と同じまま。今回の橋梁の補修工事は、施工の様子を見れなかったのでどこが補修されたのか気になったので橋の下も覗きこんで確認する。橋脚や主桁は補修されたような形跡は無かった。恐らく、従来のコンクリートの高欄が撤去されて金属製のものに変わっただけのようだ。面白いのが主柱部分で、従来の古いコンクリートが残されおりその上に新しい高欄が取り付けられていた。なんともアンバランスに見える。竣工から半世紀以上が経つ坂呂橋。今回の補修工事により長く利用されることを願っている。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )