<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

「淋しいよ」「淋しかないよ」

2022年05月16日 09時33分47秒 | Weblog

「淋しいよ」「淋しかないよ」毒のある蠍(サソリ)砂漠で日曜日する         山里暮風

わたしの短歌。これも落選だったけど。

☆ 

砂漠で日曜日している2匹の毒のあるサソリのいる風景です。片方が「淋しいよ」というともう片方が「いや、淋しかないよ」と答えました。もじもじしています。「きみと一緒だからね」の次の台詞を言い出していいか迷っているのです。

毒のあるサソリにも、ええ、やさしい感情があるのです。毒の量を超える分の。

サソリの日曜日は、その毒を毒にしないでいる日のことです。そういう日曜日も持っていたいのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星々の人間賛歌聞いて寝る。 わたしの落選の川柳。

2022年05月16日 09時19分38秒 | Weblog

星々の人間賛歌聞いて寝る     

これは僕の落選の川柳。落選に値しているだろうけど、まあいいじゃないか。

人間賛歌してくれているから、ここに生きていられるんだから。

人間を褒め称えていてくれるのは、地球、月、太陽、太陽系の惑星、銀河系の星々、大宇宙。「そうしていてくれたなかったら?」と思うと、それだけで背中が凍えてくる。

星々の人間賛歌の、その中に、わたしも加えられている。そうおもうと布団の中の足先が温かくなってくる。そうやって、眠りに就ける。

絶対肯定されているわたし。そういうわたしがいたのだ、今日の一日も。そして安らぎを与えられて、眠る。わたしは眠りに入る瞬間に「うふふふ」の声を上げる。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭先は花、花。花。

2022年05月16日 05時00分00秒 | Weblog

庭先は花、花、花。

 

種子を蒔いて、育てていた。

 

その甲斐があった。

 

にこにこになる。

 

 

わたしは、ああ、うつくしいを言って回る。

 

いちにちその役柄に終始する。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする