巻き寿司が好き。海苔が好き。干瓢が好き、椎茸が好き。酢飯が好き。
で、お昼は398円の巻き寿司を買ってきて、食べた。10個に切り分けてあるうちの3個は残した。
老人はそれほど食欲旺盛ではない。それほどに身体を動かしていないから。当然だろう。暑い夏場はことさら。
ああ、おいしかった。お茶をぐいぐい飲んだ。海苔が唇にくっついてしまうから。
巻き寿司が好き。海苔が好き。干瓢が好き、椎茸が好き。酢飯が好き。
で、お昼は398円の巻き寿司を買ってきて、食べた。10個に切り分けてあるうちの3個は残した。
老人はそれほど食欲旺盛ではない。それほどに身体を動かしていないから。当然だろう。暑い夏場はことさら。
ああ、おいしかった。お茶をぐいぐい飲んだ。海苔が唇にくっついてしまうから。
geggegge goggoggo gugguggu と、洪水に流されるまいと木に登ったビッキョンどんが、鳴いてござる。降る雨を知らせてござる。
へ、ご通告ありがとうござんす。と、お爺さん。
お爺さんは家籠もり。ゆったりゆたりして、YouTubeで癒やし系音楽を聴いてござる。
気温が下がってて、肌寒い。長袖長ズボンをしている。
永遠を出て永遠にまた戻る命なりけり 今日は青空 山鳩暮風
☆
わたしの短歌。入選でした。珍しいことでした。
☆
永遠の命を生きているのだ。永遠の命を大宇宙とともに生きているのだ。死生は1サイクル。永遠の国を暫く出て来て、無常の国の、地上の暮らしをする。旅して回る。それを楽しんだらまたもとの永遠の国に戻って行く。
今日は青空が広がっている。ここ無常の国、生死流転の国は、いまは五月。麦畑には雲雀が鳴いている。青空が澄み渡って広がっている。
僕は、愉快を覚えている。
喧嘩せぬと決めたら楽になりました 山鳩暮風
☆
わたしの川柳。これは入選の句。珍しいことだった。
☆
喧嘩はよくする。すぐに腹が立つ。責める。不機嫌になって、ものも言いたくなくなる。それが嫌になる。
喧嘩したところでどうにかなるものでもない。解決に向かうものでもない。
してもしなくともいいのなら、しないほうがマシだ。
喧嘩したら、こっちのこころが不健康になる。じとじとする。小人物という黴が生えてくる。
わざわざ苦痛を引き受けることはない。楽になりたいのなら、喧嘩なしにすればいい。
夫婦喧嘩は犬も食わないのだから。
土曜日、午前中、我が家の梅の実ちぎりをした。暑くて、汗が滴った。
脚立に足を掛けて、鋸で高く延び上がっている大枝を切り落として、丸裸にした。
家族の者が、椅子に座って梅の実をもいだ。豊作だった。
大枝は剪定鋏で、小さくして、処分した。
早速、台所で、梅干し漬けが始まった。五月がもうすぐ終わる。
ポピーが好きだ。死者の国、天国の花園を思わせるからだろうか。
ポピーは日本名罌粟。ヒナゲシ。佐賀空港周辺に罌粟園がある。
今年は、庭に種を蒔いてみた。育った。昨日辺りから咲き出した。
ピンク色をしている。やわらかい、あたたかい色だ。
天国(ヘブン)はキリスト教の信者の国である。仏教の天界とは違っている。仏教には仏国土がある。極楽浄土とも呼ばれる。
臨死体験をした人の話の本によれば、(仮の)死後、肉体を離れたスピリットが、縦向きの長いトンネルを抜けて、高い遙かな天空に出ると、まずは花園に来るらしい。そこで先に死んだ縁者たちに出遭うらしい。
この天空の花園に咲いているのがポピーのような気がする。色とりどりの。
今年はかすみ草が育った。庭のあちこちに種を蒔いていた。ふっくらふっくら白い小さな花が咲いて、盛り上がっている。
赤い薔薇といっしょに花瓶に飾ったらきれいだろう。だが、我が家の庭の薔薇は薄い緑色をしている。
かすみ草の葉っぱは細く薄っぺらである。それを虫に喰われてしまった。慌てて、殺虫剤を噴霧して対抗した。