保険証カードには「令和4年9月30日までが有効期限」だと書いてあるが、いまが令和何年なのかが分からない。
僕はいつも万国万人共通の西暦を使用しているので、分からない。困る。
このカードが古いカードなのか、新しいカードなのか分からない。
これは日本式の暦の年号を使いなれていないわたしが悪いのかもしれない。
天皇陛下が変わられると年号も変わる。その年号がいつまで続いていたのか思い出せない。
保険証カードには「令和4年9月30日までが有効期限」だと書いてあるが、いまが令和何年なのかが分からない。
僕はいつも万国万人共通の西暦を使用しているので、分からない。困る。
このカードが古いカードなのか、新しいカードなのか分からない。
これは日本式の暦の年号を使いなれていないわたしが悪いのかもしれない。
天皇陛下が変わられると年号も変わる。その年号がいつまで続いていたのか思い出せない。
1
日が暮れました。外が暗くなりました。山里はいっそう静かになりました。
2
暗くなる前に外に出ました。庭先に設けた雀の餌場に、屑米を撒きました。四箇所に分けて。
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もうその餌の屑米も残りが僅かになっています。これは友人が融通をしてくれたものです。
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米の袋の半分ほどもありましたが、もう底が見えています。雀さんにはもう上げられなくなります。
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もうすぐしたら春。春になれば彼らの大好きな虫たちがうようよして来ます。でもそれまでには約2ヶ月ほどあります。
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雀さんも暗くなったら餌場には来られません。明朝、ちゅんちゅん鳴いて、みんなで朝ご飯を食べに来てくれるでしょう。
1
飴玉をしゃぶります。榮太楼飴です。紅茶飴です。一袋買って来ています。
2
飴玉が溶けてしまうまでしゃぶっています。歯でがりりと噛む食べ方もありますが、わたしはそれをしません。
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いつも1個ですみます。一袋あると2ヶ月3ヶ月はもちます。
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紅茶飴は紅茶の香りがします。上品な香りです。お爺さんには似つかわしくないかもしれません。
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これが今日の三時のおやつです。コーヒーはついていません。
1
早く自未得度先度他(じみとくどせんどた)の心を起こすべし。その形 陋(いや)しというとも、此の心を発(おこ)せば、已に一切衆生の導師なり。
曹洞宗経典 修証義 第四章 「発願利生」 より
2
自未得度先度他。
じみとくどせんどた。
自らは未だ度(わた)るを得ずとも、先に他を度す。これは菩薩の誓願であり、実践である。
3
(ここから先はわたしの邪推の論である)
自分が助かることを考えるけれど、それは他の人も同じであるはずだ。「先にあなたが助かって下さい、どうぞどうぞあなたが助かって下さい」のこころを起こして菩薩道を歩む。
この心を起こした途端に陋(いや)しかった己の鬼の形相が解け出して来て、鬼ではなくなってしまう。一切衆生がこの人を世を導く導師として仰ぎ親しむ。その発願利他のあたたかいこころが、暗い世の中に次々に広がって、人をあたためて行く。
4
娑婆地獄と極楽浄土の間には濁流する大河が渦を巻いて流れている。ここを渡って行かなければ、仏の国には到着できない。濁流の河を前にして人々が集まっている。長い列を作っている。河は深い。流れは速い。とても歩いては渡れない。渡し船がいる。どうするか。何を舟とするか。
5
菩薩は、他者を先に幸福にするというこころを持ち、己がしたいことを人にしてあげる実践をして、それを仏道の修行としている。この修行者は菩薩と呼ばれている。彼は決して仏に成らない。いつまで経ってもどうぞどうぞをしているからだ。自分がこの苦界に苦しみながら残っている。
6
仏に成りたいのに仏に成らない人、そういう人がいらっしゃる。地蔵菩薩さま、観音菩薩さま、虚空蔵菩薩さまだけではない。菩薩の数は計り知れない。
菩薩様は仏に成りたいという願いを立てながら、いつまでたっても成らないでいる。仏の国に渡って行かずにこちら岸にいて下さっている。
誰にでもできることではない。でも、それをしている方が現実にいらっしゃる。必ずいらっしゃる。身近で見かけると大きな勇気をもらう。
7
わたしにはできない。できないで終わってはならないが、できない。しかし、その実践者は多い。大乗仏教はこの実践を重んじた。
仏には成らないが、仏の慈悲の実践をしておられるから、すでにもうこの世で、成仏されている方なのかもしれない。
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成仏は、仏の国に行って成仏する、仏に成ることなのだろうが、大悲の実践者はこの娑婆世界を、大悲の実践の場とされておられるのだろう、きっと。
9
わたしが幸福になりたい、という自己愛。誰よりも先にわたしが安心得度を得たいという執着心のエゴ。この世はここで行き止まりになっているように見えるが、此処を打破して利生の実践道に進んだ人たち、菩薩さまが、この世にわんさといらっしゃると思えば心強い。
10
今日は道元禅師の修証義を、素人流に、横道に逸れて読ませていただきました。
雨は止んでいる。降っていないけれど、降りそうにしている。
雲を貯め込んだ空が重たくなって、落ちて来そうにしている。
*
しようがないや。読書をして過ごしているよりない。
本は先週の土曜に、我が公民館図書館から借りてきている。
*
活字の大きい老人用文庫本を。これだと読みやすい。便利な世の中になったもんだ。
すぐに読み終わってしまう。
この数日、どうも腹の調子が悪い。ゆるんでいる。むにゃむにゃじぐじぐする。困った。
お漏らしでもしたらいけないので、外に出ていけない。ぶらりとそこらをドライブして来たいのだが。
ま、そんなときもあるだろう、生きているんだから。