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寝掛けが寝苦しかった。崖っぷちに追いやられているときのあの不安心理に、襲われた。寝られそうにない。どうしていいか分からない。事件に巻き込まれている。解決策がない。頭がそのことだけになって、何処へも行かない。呻吟した。
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寝掛けが寝苦しかった。崖っぷちに追いやられているときのあの不安心理に、襲われた。寝られそうにない。どうしていいか分からない。事件に巻き込まれている。解決策がない。頭がそのことだけになって、何処へも行かない。呻吟した。
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寒い。もう冬だなあ。すっかりもう冬だなあ。上下とも冬物のナイトウエアーを着込んで寝ている。毛布も掛けている。それでも寒い。午前4時を回った。目が覚める。夜明けまではまだしばらくある。
7
この老爺は土いじりをさせておくだけで機嫌が保てる。簡単な構造をしている。働かされているというのなら、ストレスになるが、そうはならない。遊んでいるという意識しかないからだ。家の周囲の畑はどこもかしこも、お陰で、様々な種類の秋野菜だらけだ。冬中、野菜料理には困らない。
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さ、そろそろ、また外に出て行こう。畑の一角が手が着いていない。有機石灰、化学肥料、EM菌入り牛糞肥料を漉き込んで、よく混ぜ合わせて、土作りをしておく。ここへ、巻かない半結球山東菜の苗を移植することにする。日が暮れるまでにはあと数時間ある。楽しもう。
5
食べ頃になっている大根と白菜を間引いてもらった。大根はまだ青葉しか育っていない。白菜は草丈が15cmほどになっている。柔らかいはず。煮物にはおいしいだろう。サラダ菜を摘んで行ってもらった。これは好評のようだ。
4
いまちょっと休憩。昼ご飯をひとり縁側で食べた。高菜チャーハンだった。温めて食べた。すると客人がやって来た。上がってもらって、おしゃべりをちょっとだけした。家内が居ないのですぐに帰られた。
3
すると1年でまた20~30株に増殖する。このミヤコワスレは日陰が好き。日陰者。日照りが強いところでは枯れてしまう。日陰にいると健康を保てる。盛り盛り盛り上がる。肥料も要らない。花の色は数種類あるが、青紫を僕は好む。
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外に出て畑仕事に興じていた。午前中は日当たりのいい場所に出て、草取りや種蒔きなどをしていた。午後からは家の北側の日陰の小径と庭の花壇で草毟り。ミヤコワスレがそろそろ株分けをする頃。1株ずつに分けて植え替える。
1
こんにちは。いま、お昼の2時半ちょい。外は暑い。長袖が着ていられない。家の中は寒い。外でも影に入ると寒い。寒暖の差があって調節が難しい。日のうちに数回、着たり脱いだりしなければならない。どうも面倒。厄介。
自灯明 法灯明 じとうみょう ほっとうみょう
自らを灯明として進め 法を灯明として進め 仏の道を進め 進む足下を 灯明が照らしてくれるだろう
仏陀の遺偈である。
☆
それ以外を頼りとしてはならない。法を聞いた己自身を頼りとして進めという教えである。法とは宇宙の真理である。己自身を生かそうとしてくれている宇宙の働きのことである。宇宙全体の智慧と慈悲と、その実践のことである。
仏陀はそれを耳で聞いたのだ。そして悟ったのだ。だから、法は仏陀の悟りの内容、つまり仏陀の教えと言ってもいい。
☆
自灯明、法灯明。己自身を灯明として進め。法を灯明として進め。法を聞く己自身を灯明として進め。
仏陀の最後の旅で弟子たちにこう語られて涅槃に入られた。大いなる涅槃に入られた。マハーパリリッバーナにお入りになった。
☆
わたしを生かそうとする宇宙の意思がある。働きがある。
わたしを大きな安心に導こうとする智慧と慈悲と、その実践がある。
それに導かれてわたしは進む。この道を進む。法を聞いて進む。