ハン尚宮(母)が「ガス業者が来たわよ、早く玄関に出てよ!」
「えーっ!新しく契約するガス会社ではなく、契約解除の通知を出したガス会社なんでしょ?」
ガス会社:「私は●●●です。ガス会社変更についてお話を伺わせていただきました。どのような経緯で変更されたのですか?」
「突然訪ねてきて、基本料金や単価が安いだとか、丁寧に説明を受け、変更ということになりました」
ガス会社:「その業者が安く提供するのにそのような事情があるのです。私どもで契約している契約書はもうご覧になりましたか?当社が風呂沸かし器やガス配管などの設備を貸与してあるのですが、当社への契約解除は設備などを買い取って戴くことになっています。向こうの会社からは何かの説明を受けましたか?
つまり、当社が貸与した設備を横取りということになります」
「えー、そうだったのですか!?向こうの会社が設備を買い取るということはないのですか?」
ガス会社:「いいえ、買い取ってくれるということは全くありません」
「向こうの会社がお宅の検針票を見せながら15%とは暗号めいた記号で家の規模により割増料金を徴収していたとか?」
ガス会社:「いいえ、とんでもないのです。使用量に応じて割引されるシステムです。使用量の多い家では30%の割引になります」
(さては、別の業者が大きい家だと30%の割増料金だとウソついたなー)
「単価を計算してみたら、おたくのは402円で、向こうのは294円。基本料金も安くなっています」
ガス会社:「その会社は、一定期間を過ぎると大幅な値上げが行われ、契約のとおりではないとトラブルが相次いでいます」と注意喚起のチラシを見せてくれた。
「契約したときに何も基本料金や単価の説明もなく、注意喚起のチラシもなかったので、別の業者が訪ねてきて話を聞けばお宅のは詐欺まがいをしていると思わざるをえないのですよ!!」と叱り付けてやりましたわい。
←こういう注意喚起のチラシを早くもらっていれば、今回のようなトラブルに至らなかったはず。
もっと早くよこせってば・・・!!
ガス会社:「では、私どもから契約撤回の書類を出しますので、印鑑をもらってよいですか?今からクリーニングオフで契約の取り消しも可能です。
その会社がまた訪ねて来るかも知れませんので、ご注意ください」
今の契約しているガス会社を継続契約ということになった。
別の会社が訪ねてきたとき、「今まで契約している会社に契約解除や機材の取替えなどはすべてやってくれるのですか?」と確認したとき、「はい、私どもが今使っている機材を返却し、新たに設置します」とのこと。
他社を押し退けて、自社のを取り付けるのはすごく強引なやり方だな~と思っていた。
ちゃんと覚書も交わしたことだし、これで大丈夫かと思ったら・・・・
「うま~い話にウラがあった!!
訪問販売は全て詐欺師だと思え!
こういう人が来たら門前払い!」
と肝に銘じたほうがよいです。
また来て欲しくないので、両社宛の通知文書を作成し、FAX。 個人情報保護法に基づき、会社名は黒で消してあるのですが、
今の契約しているガス会社の頭文字は「ク」、
訪問販売に来た会社は「ト」です。
ちょっと見づらいですが・・・。
この文書を出したのも関わらず、また訪ねてきたら強引な押し売りってことになりますね。くわばら、くわばら・・・・。