「たから荘」を後にして向かったところは・・・・・
かねてから行きたがった、檜原村立図書館へ。
職場が休みの日に訪ねても月曜休館というところが多かったが、今回は幸いにも金曜日なので、開館。
今まで訪ねたことのある図書館は・・・・
・千葉県立西部図書館(松戸市)/千葉県立中央図書館(千葉市)
・青ヶ島村立図書館
・八丈町立図書館
・東京都立日比谷図書館
・小笠原村立地域福祉センター図書室(父島) ほか多数。
毎年発刊されている、「日本の図書館」(日本図書館協会)に青ヶ島村、檜原村の統計データが載っているが、なぜか小笠原村立地域福祉センター図書室が抜けていました。
母島にも図書室はあるはずなのに、掲載を見合わせているのはなぜだろうか・・・?
青ヶ島村立図書館のデータでは、「開館日数358日」と掲載、「もしかしたら年末年始を除く年中無休!?」と目を丸くしてしまいました。
★檜原村立図書館★
住所 東京都西多摩郡檜原村621-1(新住所)
開館時間 10:00~18:00
休館日 毎週月曜日・第3火曜日
貸出冊数 お一人様10冊まで
貸出期間 1ケ月以内
青梅市・福生市・羽村市・あきる野市・瑞穂町・日ノ出町・奥多摩町・檜原村にお住まいなら、8市町村の図書館で本を借りられます。
(ただし、利用は各市町村のサービスに準じます)
10時開館になっているが、まだ準備中。
ドックおじさん(父)が腕時計を見ながら「10時きっかりに開館するんじゃなかったの!?」と私に苦情。
「ここは田舎だから、時間にルーズなのは仕方がないね」
10時8分 OPEN!
(うちの図書館では9時30分開館だが、ドア越しで並んでいる利用者を待たせないように準備が終わっていれば5分前に開館ということもある。なんだか、1分過ぎての開館は許せない雰囲気が漂うのですが、ここはのんびりしていますねぇ・・・)
「スポーツ新聞はないかよ!?」とドックおじさん(父)。
「館内を歩けばあるはず」と新聞コーナーに連れてあげた。
「ん?東京新聞だけじゃないか?スポーツ新聞を出せ」
「私はここの図書館員じゃないってば!」
東京新聞を取り出し、「日付をよく見て!今日じゃなくて、昨日のじゃないか」
「田舎だから仕方がないってば!」
誰も邪魔されずに郷土系など自分の興味のある本に没頭したいというのに~!
ハン尚宮(母)は家庭コーナー(背番号590番台)に直行、お料理本などをφ(..)メモメモしていた。
檜原村民でないと借りられないので、家庭で出来る奥多摩郷土料理のレシピを書き写したとのこと。
それでは、館内の様子を動画でお楽しみください。
2007年4月1日オープンの新しい図書館。
中に入ると、 「ひのき」の爽やかな香り。
なるほど、檜原の名ごとく「ひのき」の特産品なので、館内はすべて「ひのき」で組み立てられていました。
手話に関する本はたった1冊しか置いていませんでした。
果たして、ここでも「日本手話とろう文化 ろう者はストレンジャー」を背番号378のところに置いてくれるのだろうか・・・。 外から持ち込まれたホコリや土による汚れを防ぐためにスリッパに履き替えての入館でした。
旧診療所の図書室から持ち込まれたものだが、どの本でも大切にきれいに扱われていました。 児童書コーナーの近くにあった、子どもルーム。
小さな子どもは机に座って本を読むよりも畳のほうが落ち着くのだろうか、うまく設計されていますねぇ・・・。 檜原を知り尽くしたければ、持ち出し禁止の「郷土コーナー」。
数馬分校閉校記念誌(1998年刊)など、目を引く資料ばかりです。
明治44年から平成9年度卒業記念写真まですべて掲載、昔は多数の生徒たちが写っていたのですが、最後のページではわずか4名。 懐かしい写真見っけ!!
これは旧檜原村役場。
喧騒な都会から離れ、田舎を求めているうちに初めてやって来たのは檜原村。
あれは確か1995(平成7年)頃だったと思う。
観光情報を求めに中に入ったところ、木の温もりで懐かしさを感じさせたほど。
翌年から村役場を新築のビルに移転、この建物は観光案内所兼図書室に生まれ変わった。
ところが・・・1999(平成11)年に図書室を旧診療所に移転、2000(平成12)年に取り壊されました。
図書室をあちこち移転し、やっと今の新しい建物に落ちついたようです。
カウンターの横にはインテルのCentrino Duo プロセッサー搭載のインターネット用のパソコンが3台も!!!
最高峰のCPUが使われているパソコンなら動画編集に欲しいくらいだ。
檜原村は全戸光ファーバーなので、インターネットのスピードは驚異的に速い。
活字に疲れたら、窓に目をやると爽やかな緑。
檜原村職員に採用されていれば、ここでゆっくり癒されたいな~(笑)