那覇市街の国道58号線はバス専用道路(渋滞車線の傍ら乗用車やレンタカーが通行すると違反)や中央線が時間帯により変わったりして、那覇市街の運転に慣れていないと混乱してしまいそうなのに、ここはものすごくのどかな・・・。
ここでも国道58号線なのですよ~。
まるで日本海沿いの北浦街道(山口県の国道191号線)のようです。
やっと辺戸岬に着きました~!
「沖縄県最北端」と書かれているかなと思いましたが、「祖国復帰闘争碑」になっていました。
米国統治時代(1972年5月14日まで)本土復帰を願う人々たちが日本領土の与論島が見えるこの場所でたき火を焚き、呼応しあったと言われています。 写真ではあまり見えませんが、うっすら見える島影は鹿児島県大島郡与論島。
1972年までは与論島が日本最南端の地でした。
与論島までわずか22.7キロ。(ビデオ動画ならくっきり見えます)
すると・・・ドックおじさん(父)が「この風景、どこかで見たことあるな・・・学徒たちが飛び降り自決した場所?」
「確かに風景は似ているけどここではなく、追いつめた最南端に多い」
(補足:米兵は一般住民や日本兵の救護や手当を携わった学徒たちを巻き添えにするつもりはないのに、大日本帝国の方針により米兵に捕まったら自決しろと通達があったため) 「ここから先は鹿児島でーす」と両親に教えると「こんなに近く!?」と驚いていた。
私の説明が悪かったのか、帰りの飛行機で備え付けの地図を確認したハン尚宮(母)が「うっすら見えた島影は鹿児島市かと思ったら違うわね (-"-)」
「ここから先は 鹿児島県です」と説明しないとね・・・。 この近くの観光名所は金剛(きんごう)山。
韓国と北朝鮮の国境にある金剛山も同じ字ですが、ここは「きんごうさん」、あちらのは「クムガンサン」。
奇岩巨岩コース、絶景コース、森林コースなどのいくつかのハイキングコースもあるので、この地に訪ねたらぜひ。
その前に昼食と思いましたが・・・辺戸岬レストハウスがなんとつぶれていたのです!!