今から10年くらい前に全国のJR駅から姿を消した、遺産です。
窓口で切符を買うと、日付を入れるためにスライドしていたもの。
日付の印字はこんなふうになります。
帯広あたりに訪ねると必ず幸福駅に立ち寄るほどの「愛の国から幸福へ」の切符で全国的に有名になった駅です。
しかし、残念ながら広尾線は民営化直前の1987(昭和62)年2月2日に廃止。
上の入場券は本物で下は駅前のお土産ショップで買ったもの。
観光資源収入のため今でも売っているかどうかはわかりませんが・・・。 これは・・・きっぷ棚。
自動券売機が普及していない時代、窓口に行けば必ず目に入るものでした。
小湊鉄道は昭和30年代で時間が止まったままになっていますので、今でも見かけます。 懐かしいですねー。
お金を入れると、金額の書かれた押しボタンのランプが点灯、私が子供の頃だったので、下のボタンを押していたことを思い出します。
機械によってはインクをつけすぎたときは手指が汚れることもありましたね。 こんなふうにスタンプのように印字し、出てくる仕組み。
これも懐かしいですねー。
みどりの窓口のマルス(予約のオンラインシステム)。
若かった頃の帰省に何度かお世話になった、機械。
各線のページを開き、駅名の穴にピンを差し込む形で発券していました。
東京で「山陰線長門二見まで」と注文しても、マイナーな駅名を見つけるのは大変だったらしい。
左のモニターは白黒で文字は緑色だけだったような。
ところが今は・・・JR東日本のえきねっと会員になれば、自宅のパソコンでも「みどりの窓口」に早変わり。
指定席は1ケ月前の10時から発売されますが、えきねっとは並ばなくでも事前予約も可能。
10時になったとたん、コンピューターが国分寺市にある鉄道情報システムにアクセスし、予約をしてくれます。
お盆や年末年始などの民族移動日だと事前予約でも瞬時に「満席でした」と返ってきたことも・・。
(えきねっとで予約した切符の受け取りはJR東日本の駅に限られています。他社の駅だと予約してあっても、受け取れないので、ご注意ください)