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☆祝☆鉄道博物館 No.2

2007-10-23 00:01:00 | 日記・エッセイ・コラム

0011tetsudou  クモハ101 902
 1週間前にアップした、「鉄道博物館 No.1」の続き。
 館内ではいくつかの車両が展示されているのですが、最も身近な存在だった車両からご紹介したいと思います。

 1957(昭和32)年当時の国電(今は死語になっていますが、山手線をはじめ頻繁にやってくる電車を国電と呼ばれていました。民営化後まもなく「東日本」の英文字Eastにちなみ「E電」(イー電)として継承されましたが、なかなか馴染めず2、3年後には消滅)に目を見張るようなオレンジ色が登場されました。

 今年3月頃、中央線にハイテクな電車が投入されたと同じようにこの電車も当時にとっては斬新(大革命)な電車だったのです。

 まず、オレンジ色は中央線で運用、山手線はうぐいす色、総武線はイエローといったように各線ごとのイメージカラーとして定着するようになりました。

 何もない田舎の山陰本線沿線で暮らしていたせいか、初めての東京駅で2,3分ごとにやってくる電車に圧倒させられ、色も各線ごとに分けられているのもそのときに初めて知ったのですね。

0012tetsudou 上のオレンジ色電車の車内。
 最初に作られたのは昭和32年の101系という形式名でした。
 形式名の頭、「クモハ」とは・・・簡単に説明しますと


 ク・・・運転席の付いている制御車両。
 モ・・・電車を動かすモーターのついている車両。
 サ・・・運転席もモーターもない車両。
 ハ・・・何も変哲のない普通車。ちなみにグリーン車両はロイヤルの頭文字「ロ」。
 ネ・・・寝る車両すなわち寝台車。
 (ディーゼルカーは気動車の「キ」を割り当てられています)
 
 101系の次は少し改良を加えた、103系でした。
 首都圏で最後まで残っていたのは、やはりお古が好きな千葉支社の京葉線。
 中央線に次々と新型電車が投入、お下がりが来てからは最も古い103系は淘汰されてしまいました。
 ついこのあいだの京葉線もこんな感じの雰囲気でした。(シートの色だけは違いますが・・・)

 国鉄から譲り受け、今でも乗れる路線は・・・秩父鉄道

 鉄道博物館に自社線で活躍している同じ電車の101系が置かれることを記念し、今年の9月から10月14日までオレンジ色に塗り替えられた電車が走っていました。

 11月24日までは昔の京浜東北線で活躍していた頃と同じスカイブルーで運行中。

 ・秩父鉄道 スカイブルー101系運行時刻表

~あの頃の懐かしい国電に乗りに秩父鉄道へ~

コメント
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