今日のドックおじさん(父)の通院付き添いはとても大きな病院。
加齢による神経の圧迫が続き、近所のクリニックで点滴を受けるなどの週1回の通院を試みましたが、快方に向かう見込みがないため、今度は大きな病院ということになりました。
大きな病院といえば、本当に待ち時間が長いです・・・。
数日前に図書館で借りた「誰も国境を知らない 揺れ動いた「日本のかたち」 著者:西牟田靖」というノンフィクションの本を読んだところ、北方領土、竹島(韓国では「独島」)、小笠原諸島、硫黄島、沖ノ鳥島・・・大変興味深い記事が盛りだくさん。
手元に残しておきたいとネット通販で発注したものが届いたので、病院の待合室で読みました。 著者は5年間かけて、一般の日本人がたどり着くのが困難な硫黄島、沖ノ鳥島、サハリン、北方領土、竹島(独島)、尖閣諸島(沖縄県与那国島の北にある無人島だが、中国と台湾が領有権を主張)の上陸を果たし、見たまま感じたことを書かれています。
島根県沖の竹島も日韓交流に差し支えのないように「日本固有の領土」の表現を控え、「我が国と韓国の間に竹島をめぐって主張に相違がある」と日本の教科書も文言を差し替えるなど、注目されている島です。
韓国が主催する「独島ツアー」は日本人お断りのようだが、著者はまわりの参加者に日本人と悟らないように韓国人に扮して、たった1人だけ「独島ツアー」に参加した内容も興味深い。 2005年5月・・・東京都の石原知事が沖ノ鳥島視察というニュースがあり、著者は出発9日前に参加の申し込み。
知事は飛行艇(東京~父島は飛行、着陸できる空港がないため、水面に着陸させる)、著者は「おがさわら丸」で父島に向かい、知事一行と交流。
「おがさわら丸」は普段父島で3日停泊するはずだが、その時間を利用して硫黄島や沖ノ鳥島に向かうときもある。
沖ノ鳥島にアパートみたいな建物があると前の記事にも書きましたが、この本にくっきりと出ていました。
屋根に太陽発電装置、防犯カメラらしきものが見えますね・・・。
ドコモの携帯電話はもちろん圏外だけど、記者団は衛星携帯電話を利用して、内地に報道記事を送信。
詳しい内容は本書をご覧になってください。最果てが大好きな方にお勧めです。
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誰も国境を知らない―揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅 価格:¥ 1,785(税込) 発売日:2008-09-26 |