自宅のテレビは地上デジタルに対応しており、映像も従来のアナログ放送に比べるとくっきり鮮明、字幕放送付きだと自動的に字幕も表示してくれる優れものです。
屋根のアンテナは受信感度が大きいかと思いますが、部屋の中では携帯電話のワンセグが見られません。
どこから電波を受信しているか地上デジタル放送推進協会のホームページで調べたところ、このあたりは東京タワーのエリアでギリギリのところでした。
悲しきかな、東京タワーから遠く離れているため、ワンセグの受信感度は低いらしいです。
中継局なるものを設置してくれれば助かるのになあ・・・と思いながら伊豆諸島の受信エリアを調べたところ、
2008年12月1日から 伊豆大島と新島中継局が開局。
伊豆大島中継局は中心地しか受信エリアになっていますが、新島中継局は広域にわたって電波を発信中。
新島中継局の範囲は、
・大島
・利島(人が住んでいるところは陰になって届かないみたい)
・鵜渡根島(「うとねしま」と言い、無人島なのに受信感度ばっちり)
・新島(中継局設置場所なので、家の中もワンセグがきれいに見られそう)
・式根島(全地域受信感度ばっちり)
・神津島(北部周辺のみ受信で中心地は残念ながらエリア外)
・三宅島(新島からの電波が受信しやすい北部の神着と西部の阿古周辺のみ。村役場や空港のあるところはエリア外)
・御蔵島(新島から最も遠いところだが、辛うじて人の住んでいる「里」のところまでは電波が届く)
八丈中継局は、2009(平成21)年3月から開局予定。
広域にわたって発信できるタイプのものなら、70キロ先の青ヶ島でも視聴可能になりそう。
人が住んでいる村役場周辺なら八丈島がよく見えるので、電波がきっと届くかも・・・。
八丈島と青ヶ島は来年(2009年)3月から地上デジタル。
(青ヶ島での地上デジタル視聴は現時点、確定しているわけではないが、あくまでも私の推測では可能なはずだと思う)
東京から1000キロ離れた小笠原村も地上デジタル完全移行日の2011年7月24日までにちゃんと導入する、とのこと。
アナログ放送終了後、地上デジタルが視聴できなくなる世帯を生じないために暫定的・緊急避難的措置として、衛星を活用して地上デジタルを送り届ける仕組みを構築するとのことです。(東京都小笠原村と沖縄県南大東村、北大東村)
八丈・青ヶ島は来年3月から本土と全く同じ通信環境になりますが、小笠原村も2010(平成22)年までにブロードバンド空白地域をなくす計画があるそうなので、その頃は高速インターネットが使えそう・・・。(現時点は衛星回線のISDNのみ)