パンフレット、冊子などなど・・・・内容が古く、保存する価値がなくなった時点でまとめてゴミを出しているのですが、こんなにたくさんあってはゴミ出しが大変になってしまいそうなので、少しずつ処分。
処分しようと思ったものにANAの機内誌「翼の王国」が出てきました。
ご自由にお持ち帰りくださいと書かれてあっても、荷物が増えてしまうので、たいていは座席に戻して降りてしまいます。
わざわざ持ち帰ったのは何かわけがあるかも?とパラパラ・・・とめぐってみたら、納得しました。
2001(平成13)年10月1日発行、通巻388号、今から8年前。 読者はほとんど日本人を対象にしているのに、なぜかタイトルは英語になっていますね・・・。
Small but Wild は「小さいけど、不思議」という意味になるかな。
このシリーズはANAの就航先をターゲットにしているかどうか、この号の前後を見ないとわかりませんが、青ヶ島を紹介するなんてビックリ。 凧の絵は青ヶ島を象徴する「源為朝(みなもとのためもと)」とは名前だけ知っていたけれど、どんな人だったのか今まで知りませんでした。
都で保元の乱(1156年)に敗れ、伊豆大島に島流しされたのは20歳になったばかり。
武将の家柄に生まれたので、幼いときからすごく暴れん坊。
13歳のときに親の勘当を受け、都も追われ、九州にやられたが、いっこうに改心を見せずに乱行は激しくなる・・・と書かれていました。
ネットでいろいろ調べているうちに・・・
伊豆大島へ流刑された10年後(1166年)に鬼の子孫で男ばかり住む、鬼が島に渡り、島に葦が生えていたことから「葦ヶ島(あしがしま)」とも呼ばれていた。
為朝が葦(悪し)の音を嫌って、「青ヶ島」と名付けた伝説があるそうだ。
その後、伊豆諸島を為朝が支配するようになったため、伊豆大島では結婚して島に移住した本土出身の男性を為朝の剛勇ぶりにあやかり「ためもとさん」と呼んでいるそうです。 65ページに載っていた、手書きの青ヶ島マップ。
BEST POINT(ベスト ポイント)
SEA VIEW(シービュー)・・・海岸の眺め
と書き込まれた場所が気になります。
5回目の青ヶ島はまだ見ていないところにリベンジ!?(笑)