図書館で見つけたもの。
表紙を見ただけで、「もしかしたら、利島(としま)かも?でも、とんがりコーンみたいにてっぺんがとがっている島なので、ちょっと違うかも?」と借りてみました。
目次を見たら、やはり利島が収録されていました。
いきなり「利島(としま)」と言われても、どこにあるかあまりピンと来ない、伊豆諸島の中で存在感の薄い島です。
クローズアップされている島は日本一最少ミニ自治体の青ヶ島とドルフィンウォッチで脚光を浴びている、御蔵島。
この3つの共通点は「日本3大・船の欠航率が高い島」だそうです。その代わり、空港を持つ八丈島・三宅島・大島を結ぶ東京アイランドシャトル(ヘリコプター)が発着しています。 この本の著者は取材のために利島に向かうが、「本船は高波のため利島に寄港しません。新島に向かいます」とアナウンスがあり、上陸できなかった。
再度のリベンジは1泊するつもりなのに、低気圧の接近により明日以降は波が3メートル以上の日が続きそうなので、午後の高速船で東京へ。
わずか7時間の島滞在だけなのに、見聞記いろいろ書かれています。
本書は伊豆諸島の中で収録されているのは利島のみ。
表紙は利島かと思っていましたが、実際は香川県多度津町の「高見島」でした。
1泊2日の小島旅 著者:カベルナリア吉田
出版社:阪急コミュニケーションズ
定価:1600円+税
発刊年月日:2009年4月22日
ISBN:978-4-484-09207-2 欠航率が高い島だというのに、それを臆せず「そうだ、利島に行こう」と思いつきで行ったときの資料。
あれは確か2000年の夏なので、9年前。
村役場で地図をもらい、それを頼りに南ヶ山園地に行きました。
そのときのデジカメ写真は撮ったような記憶はあると、調べてみたら、画像が少なすぎる!!せっかくデジカメを持っているのに、当時の私は無頓着すぎたかなぁ?
ここは利島のメインストリート。
御蔵島もそうだけど、こういう急な坂道が多いです。
1つの島に2つ以上の港を構えていれば、風向きにより凪なほうに寄港できるようになっていますが、桟橋が1本だけ突き出ては、ちょっとした波でも欠航になる確率が高くなってしまいます。
海の歴史広場に行ったはずなのに、写真1枚もないなんて・・・。
民宿では伊勢海老やサザエなどの豪勢すぎるお料理ばかり出ていたのに、それを撮り忘れてしまいました。
利島も今度いつかはリベンジし、徹底取材をしようかな・・・。