今の季節、5時になると暗くなってしまいますが、5時半になってもまだ昼間のようで明るいです。
辺戸岬まであと5キロ、奥集落まではおよそ12キロ、国道58号線の終点でもあります。
「奥」という集落にナイチャー(内地の人)が来ると珍しいと言われているみたいです。
宿泊施設に停めている車のナンバーを見ると、ほとんどレンタカーの「わ」以外でした。
私みたい奇抜な人でも心地よく受け入れて下さった、管理者さん、ありがとう。 まだ明るいうちに奥集落の様子を撮っておこうとカメラを構えていたら、「あの・・・お店はどこにありますか?」と聞かれました。
観光客はめったに来ないというのに、観光客かな?
今来たばかりだし、土地も把握していないから、オバァに聞いてくださいよ~と指さしながら案内。
オバァも「それならあっちよ~」と指の先を見ると、なるほど「奥共同売店」の建物でした。
日曜日のため、お休みでした。
奥郵便局。
2年前に来たとき、あの宿泊施設に泊ってみたいと思っていたのが、ようやく実現に・・・。
私たちの泊るところ。
中はキッチン、和室、トイレ、シャワー室、バーベキュー用のコンロが備え付けてあります。
備品は冷蔵庫、電子レンジ、オープン、調理器具、食器、扇風機、テレビ、エアコン(コイン式で1時間100円)、洗濯機、バーベキュー道具、ふとん一式。
ドックおじさん(父)が浴室を見たとたん、「湯船がねぇんだぞ」。
本土ではどうしても湯船に入らないと「お風呂に入った気分にならない」だけど、沖縄は違っていました。シャワーだけで十分のようです。
道路沿いでもよく見かけた、ハイビスカス。
18時30分頃、やっと暗くなりました。
7月下旬、母島に行ったときの日没時間とほぼ同じです。 食事つきで予約したので、夕食はここでした。
宿泊施設の利用者はほとんど食材を持ち込み、自炊かバーベキューで済ませているようです。
夕食はとんかつ弁当。刺身もついていました。 さっそく・・・ハプニング。
ハン尚宮(母)がシャワーを浴びようとしたけど、備え付けのタオルがない。
それに代わるものを探してみたけど、なかなか見つからず。
ハンドタオルは小さすぎたし・・・・。
さすがにテーゲー(注:沖縄言葉で「適当」)主義でも、タオルがないとやはり不便。
「あの・・・タオルがついていないのに知らないまま来てしまいました。タオルをお借りすることはできますか?」とレストランの人にお願いしてみた。
すると、携帯電話で管理人に連絡を入れたらしく、待つこと20分。
クルマで片道20分のところからタオルを持ってきてくださいました。
「伝達ミスでした。ごめんなさい。これは新品ではないのですが、よろしければ・・・」
「いえ、ありがとうございます。とても助かりました」
ホームページをよく見ると、「タオル、洗面道具はご持参ください」と書かれていました。
それを見落としてしまいました