東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

石敢當(イシガントウ)&シーサー

2009-10-04 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200910040010  沖縄に訪ねたことのある方なら1度は見かけたことはあるかと思います。
 写真を拡大し、真ん中あたりに注目してください。
 「石敢當」(イシガントウ)の文字が見えます。
 ここは奥集落で撮ったものですが、那覇市の路地でもよく見かけます。


200910040009  元は中国から伝わってきたようで、おもにT字路や三叉路などに設置されています。
 沖縄の魔物は道を曲がるのが苦手で、ひたすら突進し、家の中まで強行突破すると信じられているらしい。

 それを石敢當でバシッと阻止するか、石の持つ霊的パワーによって当たって砕ける・・・のどちらか。
 「敢當」の字は「敢えて当たる」、「向かうところに敵なし」という意味があるそうです。

200910040008  今度は民家の屋根に注目。
 民家の入り口や門柱、屋根の上に必ずといっていいほど飾られているシーサーの置物。
 鬼門の方角になる北東を向いているのが一般的。
 
 牙をむき、恐ろしげな表情で魔物を威圧しているかように見えますが、厳密に言うと、口の開いた右側のシーサーは福を招き入れ、口を閉じた左側は災いを受け入れないということです。
 お土産ショップによく見かける可愛い飾りのシーサーだって、右は口が開き、左は閉じています。
 初めての沖縄でシーサーを見たときは、口が開いているのは雄で閉じているほうは雌じゃないかなと思いましたが、それは違っていました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール