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やんばる学びの森

2009-10-15 00:09:14 | 日記・エッセイ・コラム

 名護市の海中公園から一転し、深い森にやってきました。
 1日目の国頭(くにがみ)村に戻っています。
 2日続けて遠距離の同じ方向になぞ行かなくて済むように、「奥集落」の次は「やんばる学びの森」にする予定でしたが、毎週月曜定休。
 3日目の火曜日に組み込んでしまいました。
 ブナセ海中公園を出発するときに「これから向かうところは遠いです」とあらかじめ告げておいたので、またどこか変な場所に連れて行かれるなと察していたらしい。
 「やんばる学びの森」は本島北部の東側なので、国道331号線に左折し、東村へ。
 秋だというのに、緑濃いやんばるの山々が迫り、県道70号線に右折すると右手は海。
 すれ違う車もだんだん少なくなり、沖縄伝統住宅もまばらになる。
 日本一超ミニ自治体の青ヶ島村、小笠原村でも通じるはずの携帯電話も「圏外」の表示が・・・・。

 ハン尚宮(母)いわく「こんな秘境で昼食なんて、大丈夫なのかい?」と不安になったらしい。
 でも、事前にリサーチしたところ、昼食の心配はしなくてよいことになっている。

200910150001  やんばる学びの森はあまり目立たない場所にあるため、カーナビより看板の表示に従い、たどり着きました。
 スタッフは20代の若い人ばかりでした。
 こんな秘境だというのに、よほど自然が大好きな方でしょう。
 
 カフェのメニューを見たところ、「野菜たっぷりカレー」の1品しかありません。
 とても美味しくて平らげてしまいました。
 
 真ん中の緑色は「シカクマメ」。
 初めて見たのは今年の夏、父島のユースホステルで出された夕食。
 ヘルパーさんが料理の説明をするときに「これは何だかわかります?」と聞かれました。
 とっさに「オオタニワタリ」と答えてしまいました。
 見た目はオオタニワタリ(青ヶ島でよく見かけます)に似ていますが、全く別のもの。
 「似て非なるものですが、シカクマメ」と教えてくれました。

 調べてみると、熱帯アジア原産のマメ科植物。国内では小笠原や沖縄でよく栽培されているそうです。

200910150002  美味しいカレーをほおばりながらスタッフに聞いてみた。
 スローテンポに配慮し、「散策コースは急こう配や段差はありませんか?」
 「あんまりないですね。460mコースでしたら、1時間くらい」

 
 まさしく、子供からお年寄りまで楽しめる「森」でした。
 散策コース入口の右手に映画「ゲゲゲの鬼太郎」のセットで使われたハウスが建っています。

200910150003  ハウスの内部。
 窓ガラスもありませんでした。
 鬼太郎さんって、マンガの世界だけかと思ったら、忠実に再現したものだそうです。

200910150004  
 こういう家で暮らしていたのですね。
 1泊してみたいですけど、宿泊施設ではありませんでした。



200910150006  森に一歩、踏み入れると・・・・
 母島(小笠原村)の南崎遊歩道の香りがしました。
 空気も、南崎遊歩道に似ていました。
 懐かしい「におい」でした。

 こういう「におい」を嗅いでいると、小笠原に帰りたくなってしまいます。

200910150007 マイナスイオンたっぷりの橋。
 わずか460mとはいえ、1周するのに1時間近くかかりました。
 ハイキングが好きな方は460mコースではなく、2キロコースをお勧めします。

コメント
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