最北端の「奥」から少しずつ南下、名護市あたりになると町並みが活気あふれるようになる。
国頭(くにがみ)村、大宜味(おおぎみ)村は「村」にふさわしく、田舎の風景ばかりだったのに、今帰仁村は「村」の割に昔ながらの住宅が多くみられるところでした。
今帰仁の文字を見ただけで「なきじん」と読めた方は、うちなんちゅ(沖縄人)か、沖縄フリークでしょう。
沖縄では内地だと読めないような地名がいっぱい。
たとえば、那覇空港近くの「豊見城」は「とみぐすく」。
中城村も「なかぐすく」。「城」を「ぐすく」と読みます。
「谷」も「たん」と読むらしく、読谷は「よみたん」、北谷「ちゃたん」。
最も読めなかったのは「東風平」と書いて、読みは「こちんだ」。
ローマ字さえなければ、この地名はどう読むだろうかと悩んでしまいそうです。 ここはカーナビでもヒットしなかった、隠れ場所の「森の茶屋・どんぐり」。
カーナビの住所通りに到着したが、あたりは何もないところ。
「はて?ここでしたっけ?」とあたりを見回すと、手作りの看板「どんぐり →」を発見。
看板に誘われるかようにたどり着きました。
おしゃれな山小屋。
エアコンがなくても山のよそ風が入ってくるので、とても爽やか。
彼岸花かな?と思いましたが、違いました。
そもそも沖縄に彼岸花は咲いていなかったっけ?
手作りのカレー。味はパーフェクト。
茶屋だというのに、夕食並みの豪勢なランチ。
カレーは早く出てくるはずだが、このランチとともに出されました。
待たずにみんなで一緒に楽しく召しあがれるようにという、お店の取り計らいでしょうか。
美味しかったでした。ごちそうさま。
森の茶屋 「どんぐり」 国頭郡本部町伊豆味3556-16
TEL 0980-56-5664