まだまだ寒い季節なのに、暦の上ではもう「春」。
房総半島南部では今の時期、黄色い菜の花畑やキンセンカ、ストックなどなどのカラフルなお花が咲き乱れています。
今度は見慣れぬものが運ばれてきました。
「キンセンカを天ぷらにしました。畑で採れたものです」とリーフレットを持ってきてくれました。 お花でも食べられるなんて初めてです。
内心、こわごわ・・・しながら口にしてみましたが、食感があって美味しい。
花には美しい肌を保つビタミンC、抵抗力をアップさせるビタミンA、成人病を予防するミネラル分が野菜以上にバランス良く含まれていると言われています。
と書かれています。 このお花全部食べられます。
ストック、菜の花、矢車菊(やぐるまぎく)、キンセンカ、金魚草、ナスタチューム。
これもヘルシーな食品として大きな注目を浴びせられそうです。
小さなチヌと鯨の天ぷら。
アジ一匹まるごと使われた「なめろう」。
写真には見えませんが、頭を揚げたものがあまり見えない場所にありました。頭といっても、美味しかったです。
ハン尚宮(母)も「頭まで揚げるなんて、無駄のない料理法だね」と感動しまくりでした。
日本でただひとつだけ、料理の祖神をまつる高家(たかべ)神社がこの近くにあり、ここの御主人が神社伝統行事の包丁式にご出席、パンフレットにその姿が載っています。
料理がうまくなりたいとお参りすれば、腕があがるかも知れませんね。