サウナの帰りに丸山。
もともと海底にあり、噴火により浮かび上がり、青ヶ島が出来てしまいました。
天明5(1785)年の大噴火によって、外輪山のほぼ中央に出来た内輪山。
このような、二重式カルデラは世界的に珍しい存在だと言われています。
それにしても、天気が怪しい。
この調子だと無事に牛祭りが開催できるかどうか、心配になってきました。 島の総鎮守、大里神社。
「ニッポン不思議島」の本によれば、昭和41(1966)年頃まで使われていた、でいらほん祭の仮面(男の鬼面と女面)が安置されています。
写真や本などで何度か見かけていますので、せっかく近くまで来れたし、この目で見てみたいと思っていました。 「鳥居の下から玉石をびっしり敷き詰めた参道になっていた」と書かれていますが、背丈の高い草に阻かれ、社殿に近づく事は出来ませんでした。
大里神社には26の神様が鎮座されています。
昭和30年代の青ヶ島は日本の首都、東京都に属しながらも近代の文明もなく、国内で唯一選挙権のない離島でした。まるで綱渡りのような暮らしなので、さまざまな信仰心が生まれてきたのではないかと思われる。 伊豆諸島はもともと静岡県に属していたが、航路はほとんど江戸(東京)方面だし、島の特産物を納めるのに江戸のほうが都合がよかったため、東京府に移管したのは明治以降。
青ヶ島村は日本の首都、東京都内とはいえ、日本一人口の少ないミニ自治体としては有名になっています。
小笠原の母島も東京から30時間近く。飛行機で地球の裏側に行くよりも遠い「東京」です。(笑) ここは島で唯一のお寺、「清受寺(せいじゅじ)」。
僧侶がいないため、その資格を持つ人を探して代役をお願いすることもあるそうです。
ここに来て気付いたこと。 母島と同じくヤブ蚊がいませんでした!!
10年前は蚊に刺されっぱなしだったというのに、環境がますますきれいになってきたような気がします。