東京アイランド

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幻の青ヶ島丼!?

2010-08-21 19:47:22 | 青ヶ島

201008220005  青ヶ島産「マツミおばちゃんちの秘伝 島だれ」を使って、青ヶ島丼を作ってみました。
 鶏ももを一口に切って、ポールに島だれとお酒で漬けておく。
 島だれは非常に貴重なものなので、大さじ2杯で十分です。
 冷蔵庫で長く漬けておくと、島だれの味が染み付くので美味しくなります。

 オリーブオイルの敷いたフライパンにまず、島だれで漬けた鶏ももを炒めます。
 シシトウ、長ネギの白い部分、ブナジメシを順に入れて炒める。
 さらに味を出したいときは、ニンニクを少し入れてもよいかな。
 炒めながら、みりんとゴマ油を大さじ1杯。
 最後の仕上げは、「島だれ」を大さじ1杯。

201008220006  ごはんに生卵をかき混ぜたものをかけ、その上に炒めた物を乗せて、できあがり。
 辛さがちょっと足りないと思ったら、青ヶ島の「鬼辛」(赤)を少々。
 「マツミおばちゃんちの島だれ」は秘伝と銘打っているとおり、幻の味を出せます。

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アンチョビって?

2010-08-21 15:54:26 | 日記・エッセイ・コラム

201008220001  材料はポテト、ベーコン、ぶなじめし、にんにく、アンチョビ、生クリームと書かれていました。
 アンチョビって何でしたっけ?それくらいはなくても大丈夫でしょう~とレシピ通りに作ったのに、ちょっと味がどこか抜けているかようでちょっと足りない。


201008220003  アンチョビって何だろう?と近所のスーパーの調味料コーナーに行ってみたが、どこにあるかわからない。
 店員さんにメモで聞いてみた。
 「アンチョビ!?パスタに入れるの?」

 商品の並んでいるところに連れてもらったところ、パスタ麺の隣に置かれていました。
 アンチョビは身をまるごとそのまま入れた「フィレ」と、「ペースト状」の2種類あり。
 どうせ隠し味に使うので、「ペースト状」を選んでしまいました。

 あの「イワシ」みたいなものなのに、パスタに欠かせないものなんて驚き。

201008220004  これもキムチの隠し味、「?? ??」(ミョルチ エッチョッ)」
 直訳すると「イワシ醤油」。
 日本では「イワシ醤油」なんて聞いたことがないので、韓国から輸入店での商品名は「イワシ エキス」と表示されているところが多い。
 キムチを作るときに、どうしても必須品。
 初めて作るときに「えーっ、これがイワシから作られたもの!?」とハン尚宮(母)も目をまるくしてしまいました。

 山口の日本海側に住んでいたころ、イワシが大豊漁。
 1匹1円!!木箱一杯で500円!!もってけ~!!といったような光景を見かけたことがあります。
 魚の中で1番安っぽく、蔑ろにされやすいものですが・・・キムチやパスタの隠し味に使われたり、骨を丈夫にするカルシウムもたっぷり。
 たかがされどイワシ。大切にかみしめながら味わいたいです。

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第34回牛祭り開催!(8月10日)

2010-08-21 00:27:12 | 青ヶ島

201008210004  朝7時。部屋のカーテンを開け、空を見上げた。
 雨は降っていないが、すかっと晴れたような空ではなかった。
 これから回復し、いつもの夏らしさを取り戻せるように~と願っていたら、見事に少しずつ回復しているのではないか。
 宿の朝ごはん。今回は洋食でした。手作りのパンが美味しかったで~す。


201008210005 10時頃出発!!
 青ヶ島郵便局前の通り。
 窓口は内地より1時間早めに開く代わりに閉まる時間も早い。
 

 平日 8:00~16:00  土曜日・日曜日も8:00~12:00まで開いています。
 郵便局の横に「新東京支店青ヶ島集配所」。
 JPの赤い看板はなく、手書きで「青ヶ島集配所」と書かれています。

 比較的軽い書状のもの(はがき、手紙、レターパックなど)は朝9時頃までに出せば、9時45分発のヘリコプターに積んでくれます。ヘリコプターに積めない「ゆうパック」は船。
 9時前に出したハガキが、翌日の11日に届いたよ~!とメールが入りました。日本一秘境村からだというのに、まるで超速達便。

 島の金融機関は「ゆうちょ銀行」しかありません。取扱店番号は01790。
 ATMは平日9:00~17:30。土・日曜日・祝日は取り扱っていません。

201008210006  
 会場に着きました~。
 運よく雨が上がり、70キロ先の八丈島がくっきり見えます。



201008210007  牛祭りですから、牛さんがいました。
 今のように自動車が普及していなかった、昔。
 島に牛さんがたくさんいました。
 はしけ作業に成功した物資や食料が次々と船着き場に積まれ、それを険しい道を通って、集落まで運搬しなければなりません。
 多くの牛さんが運搬に携わり、島民たちの生活に手助けしたのは確か。
 毎年8月10日は牛に感謝する「牛祭り」が開催されます。
 今年で34回目なので、計算してみると1977(昭和52)年から。
 歴史をたどってみると、高津勉先生が青ヶ島に赴任した1950(昭和25年)頃から始まったようだが、しばらくは中断していたようです。

 青ヶ島に関する文献を読むのが好きなので、今まで見聞したものをまとめてみました。
 もし、間違いがあればお知らせくださいね。

201008210001_2  会場の受付で記帳すると、産業タオルがもらえました。
 どれも青ヶ島で生産するブランドのものばかりです。
 初めて来たときは、「あおちゅう」と「ひんぎゃの塩」の2つしかなかったのに、この10年でいろんなものに増えてきました。


201008210002_2  Tシャツをゲット!!
 デザインは今年からは青ヶ島にお住まいの方を対象に募集していたので、かわいらしい牛の絵は島内のこども達が描かれた作品です。
 これから何十年も着られそうな、しっかりした生地だというのにお祭り特価はもしかしたら、原価じゃないですか!?

201008210003  後ろのデザイン。
 「青ヶ島人」と描かれています。
 「どこ?」「宮崎に行くの?」「中国のチンタオ(青島)?」
 これは「青ヶ島」と言ったときの友人の反応。
 同じ東京都だというのに、青ヶ島はあまり知られていない、忘れ去られた島。
 これを着て、青ヶ島をもっと宣伝しなくちゃ・・・(笑)

 突然、手話のできる若い人に声をかけられ、び~っくり!!
 顔を見ると、確かに昨日のサウナで出会った覚えはあります。

 「あ~、昨日、サウナでお会いしましたね。あのときは声をかける勇気がなくて・・・」と流暢な手話。
 「えっ!?手話もできるんですか!?」
 「あ、ろう学校の先生を経験していますので・・・」
 話を伺うと、青ヶ島小中学校の先生でした。
 「ろう学校にいたのは、5年前なので、手話も5年ぶり。まさか、青ヶ島で手話を使うのは思わなかった」
 「5年のブランクがあっても、大丈夫ですよ。こうやって会話もできるし・・・」

 若い人なので、物覚えも非常によく、一度覚えたものは忘れられないかと思います。
 小笠原の父島で手話が使える人がいっぱいいるのは知っていましたが、青ヶ島までも!?
 司会者のアナウンスを手話で教えてくださったので、楽しめました。

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