かつては商店が3軒あったのに、今は「泉屋」のみになってしまいました。
駅前の商店はタバコも販売していたので、ホームサイン(我が家だけ通用する手話)は「タバコ+お店」。
「泉」という手話はちゃんとあるのに、聾学校の太っていて、インパクトのある泉先生のサインネームはなぜか猫のようなヒゲ。「泉」が猫のヒゲなんて、全くのでたらめなんですが、我が家だけは通用。
漁業組合は「魚」+「場所」。
駅前の商店は、店主のおばさんがもう歳をとってしまったのかお店をたたんでしまったようです。
タバコの自動販売機も撤去されているし、二見でタバコを買えるところのない、禁煙地帯になってしまったかと思いきや、漁業組合所で販売中。
青ヶ島に行くと、必ず立ち寄ってしまう十一屋商店は、タバコの販売なし。ご家族のみなさんはタバコに興味なさそうなので、わざわざ販売許可証を取得するとか考えていなかったみたい。島の男性は1日に何箱も吸うタバコが大好きなはず、店内入り口横のふれあいコーナーにも灰皿が置かれていませんでした。
菊池商店横にタスポ仕様の自動販売機あり。しかし、タスポカードがなくても買えてしまいます。
青ヶ島の子供たちは、街と違ってとても真面目なので、非行に走ってしまうような恐れはなさそうです。 私が子供の頃、「ごえんがあるよ」5円チョコ、「10円チロル」、「ベビースターラーメン」などの少ないお小遣いから駄菓子ばかり買っていたのは覚えているのに、今はそういった駄菓子類はありませんでした。
ノートや折り紙、のり、鉛筆などの学用品ショーケースもあったのに、今はありません。
女将さんが私の顔を見るなり「久しぶりですね~。昔とあまり変わらないね~」。
女将さんも私が子供の頃見たときとあまり変わらないですよ。
すると・・・「これでも飲んでいきなさいよ」と昔懐かしいコーヒー牛乳をいただきました。
コーヒー牛乳は砂糖たっぷりですごく甘いだろうな~と思ったら、甘さ控えめ。
昔はすごく甘かったのに、今の時代は糖分控えめになっているようです。 街の大型スーパーだと、選ぶのに迷ってしまいほどいろんな種類があるのに、ここではシンプルに野菜、肉、魚、調味料、コーヒー、缶詰、飲料類、乳製品、日常雑貨など最低限のものをコンパクトに所狭しと置かれています。
新鮮な野菜類はどれも1個だけ。
ホウレンソウも1束だけ。
どれも1つだけ、売れてしまえば、その日は売り切れになってしまうかな。
売れると、再び補充しているかも知れませんね。
どれも1個限定だとすると、売れてしまうとその日は入手するのが難しくなるかもとつい買ってしまいます。
酒屋も2軒あったのに、今はなくなってしまいました。
お酒の販売に許可証が必要なので、ここでは取り扱っていません。
リクエストを出せば、酒類も取り寄せてくれるそうです。
女将さんいわく「あなたのお父さんはしばらく見ていないけど、元気ですかい?」
父も二見にいた頃の買い物は泉屋なので、女将さんも懐かしくて会ってみたくなるのですねぇ・・・(笑)
12月31日付の記事に「30日はずっと船が来ない場合の予備日らしいだけど、果たして来てくれたかな。正月用品を届けるために無理を承知し、就航?」とアップしたところ、今日、青ヶ島からのグリーティングカードが届きました。
いつも、コメントの代わりに楽しいお話盛りだくさんのメールありがとうございます。
結局、還住丸の就航は12月21日が最後で、それ以降ずっと欠航です。
27日は還住丸が近くまで来てくれたのに、港の状態が悪く引き返してしまいました。
「あ~、今年は結局船が来ないまま年越してしまうのかな~?」なんて、島民のみなさんが残念がっていたところ、28日の村内放送で急きょ「黒潮丸が入港するとのこと」。
27日に引き返してしまった還住丸の荷物を黒潮丸に積み替えているので、なんとか青ヶ島のために頑張ってくれたそうです。
港も波がかぶっていて、クレーンを操作する職員たちの作業がとても大変だったそうです。
29日以降はずっと欠航のようですが、無事に正月用品が届いてよかったです。
日本海の荒れている海を見て、青ヶ島もきっと同じなんだろうな~と案じていたところ、無事だったようで安心しました。
※還住丸 (旅客45名+ゆうパック、宅急便、雑貨、食料品などの日常的な荷物)
黒潮丸 (大型家電具、自動車、バイクなどの貨物専用。旅客はどうしても、という場合には乗せてもらえそうです)