夕方6時頃、生家の自宅に到着すると、伯母が夕食の準備中。
大皿に刺身などがてんこ盛り。
水道水は凍えるほどの冷たさなので、入浴に適したお湯を張るのに時間がかかってしまいます。 クルマで10分のところの日帰り天然温泉施設の「いのゆ」があるし、せっかくレンタカーを借りているので、山口に滞在している間は連日のようにそこに行こうということになりました。
1回の入浴料はワンコインの500円。
(東京都の銭湯は都内どこでも400円。ワンフロアのアパートを借りたときはトイレとバズタブ一緒でした。これだとお風呂に入った気分がしないので、たまに近所の銭湯に行っていました。当時は385円、今は400円。しかし、千葉県はあまりないようです。) アルカリ性単純湯でした。
檜原村内の温泉と同じタイプですね。
青ヶ島村の「ふれあいサウナ」(東京都最南端の温泉)も地熱の噴気の大部分は水蒸気であり、温泉法第二条の温泉に適合するとのことです。
しかし~、夏の間はすごく熱くて熱くて湯船に浸かっていられないほどなんです。今だったら、天然暖房のようでポカポカなんですけど、夏の間だけは不便。
湯船が熱くて、水を出そうと思っても、水も地熱で熱しているのか、お湯でした。
エアコンも何度か故障したとか・・・。
夜は非常に寒く、窓を閉めていてもすごい強風のせいか、カーテンがゆらゆらと揺れてしまいます。
その寒さに負けないように天然温泉で充分暖まってから帰宅。
東京都の奥座敷、奥多摩町も「小河内」という地名があり、読みは「おごうち」。
近所の「小河内温泉」も読みは「おごうちおんせん」と思いきや、さっきネットで調べてみると、「おおこうち」でした。
奥多摩のは「おごーち」、山口は「おーこーち」ですかい!?「小河内」という漢字は同じでも、読みや発声が違うなんて、そんなのあり!? ここでは日常茶飯事の「新鮮な刺身」。
伯母いわく「”えんがわ”って知ってますか?」
寿司のネタに「エンガワ」の文字を見かけたことはあります。
「えんがわは、ヒラメやカレイのヒレを動かすための筋肉。1匹から「えんがわ」の部位を取るのは非常に少ないので、寿司屋では高級ネタとして取り扱われているのですよ~!」と写真には写っていませんが、エンガワだけ取っておいたお皿も持ってきてくれました。
寿司屋で食したと同じように、コリコリとした舌触りです。
「エンガワ」って、いったい、何の魚なんだ!?と思いきや・・・ヒラメやカレイでしたか!?
田舎に帰った日の夜は新鮮な魚三昧でした。
ドックおじさん(父)は大喜び、いろんな魚をおつまみにして晩酌。
伯母いわく「二見に帰るのを非常に楽しみにしているのは、お酒ですかい!?向こうでは監視下に置かれているので、ここに来て深酒ですかい?」と心配そうに見つめる。