今回の往路は鉄道、復路は空の旅。
鉄道の場合は乗車駅の改札口から下車駅の改札口まで。
飛行機は空港の搭乗口ゲートから目的地の出口ゲートまで。
自宅から駅まで徒歩7分程度の距離なのに、ドックおじさん(父)は田舎に帰るのが非常に楽しみにしているのか、発車30分前に出かけてしまいました。
私は後から駅に行ったわけだが、駅員さんともめていたらしい。
話を聞けば、1人なのに2枚は売らないとのこと。
メモを見せると、目的地、枚数は間違いなく書かれています。
なぜか駅員さんが駅事務室ではなく、出入口で私が来るのを待っていました。
2人であることを確認し、やっと発券。
自宅最寄りの駅員さんは昔からすごく頑固なので、車内で車掌さんからキップを買おうと改札を素通りしたら、「アンタ、切符買うてないんでしょ!?」と呼び止められたことがあるので、ちゃんと窓口で申請したら、この有様。
1872(明治5)年、新橋から横濱間が官営による鉄道開通。
当時の駅員は「乗せてやるんだぞ、ありがたく思え!!」という高慢な態度だったらしい。
自宅最寄りの駅員さんも官営鉄道並みだな。 五井駅も特急は止まりますが・・・・・
東京駅まで52.3キロ。
特急券は50キロを少し超えただけでも、2倍近く跳ね上がってしまいます。
五井から買うと900円。
400円がもったいないので、普通電車で蘇我まで。
五井の隣、八幡宿は50キロ以内なので、特急料金はワンコイン(500円)になるはずです。
五井を通過し、八幡宿に止まってくれればいいのにと以前からずっと思っています。
特急で東京駅まで急いだ理由は・・・東京駅銘品店で売られている、小笠原諸島産の「東京ラムボンボン」を山口へのお土産にしようと思っていたのに、どこで売られているのか見つけられず。
「東京駅インフォメーションで聞けばわかると思いますよ」と店員さんに言われたとおり、そこに行ったのにお譲さんは首を傾げながら「わからない」と言う。
インターネットで調べてみたら、「モロゾフTOKYO」だった。
東京駅インフォメーションのお譲さんよ、エキナカのスイーツをすべて把握したまえ!!
今度は東北・山形・長野新幹線改札口付近のJR東日本の「みどりの窓口」へ。
東海道新幹線の特急券を購入したのはJR東日本の武蔵五日市駅なので、同じ会社の窓口にしたほうが気楽。
「3人席のA,B席だと、通路への出入りがあまりできなくなるので、2人席のD,E席の空席ありますか?」と聞いたところ、マルス(指定席券発券端末)を操作。
「品川から名古屋まで満席(自由席)、名古屋から新大阪、新大阪から岡山、岡山から新山口は指定席」とメモ。
席替えであちこち車両を往来するのが面倒なので、そのままにしてしまいました。 小湊鐡道からそのままJRに乗り換えたため、入場記録がありません。
「入場記録がありません。駅係員にお回りください」と改札機の扉が閉まった経験があるので、新幹線の自動改札を通らず有人改札。
別にキセルを企んでいるわけでもないのに、JR東日本の改札機は入鋏がなければ不正乗車と見なされるほど厳しい。
目的地を「小野田港」にしたのは、新山口まででも運賃が同じだから。
めでたいの「目出(めで)」駅までにしようかと思っていたけど、2011年も港から島旅ができますようにと願いを込めて「港」の付く駅名にしてしまいました。
昭和8年製造の老兵クモハ40が2003(平成15)年まで現役で頑張っていた、小野田線本山支線の「長門本山」行きにしようと思っていたが、運賃がワンランク上がってしまうので、断念。
そこまで計算しているのは、「駅すぱあと」のおかげ。 のぞみ25号 10:10 博多行き。
30分後の10:40発も博多行き。
1000キロ離れた田舎に帰るのに、数分おきに出る電車みたいに・・・。
東京駅八重洲口は開発中。
年末とは思えないほどの暖かさでした。
しかし、これから向かうところは強風、大雨、雪らしい。
東京を出て、わずか4時間半後には新山口。
飛行機は羽田から山口宇部までのフライト時間は1時間半。搭乗手続きなどの時間も含めるとおよそ2時間。
飛行機の2時間と、新幹線の4時間半。差はわずか2時間半。さほど変わらないような??
指定席券に1番後ろの15号車と印字されているので、改札口からテクテクと歩く。
普通は真ん中の7、8号車から席が埋まるわけだが、15号車は席取りゲームみたいにギリギリセーフなわけです。 名古屋を過ぎたあたりはちょうど正午。
前の座席下にしまいこんだ駅弁を取り出そうとしたら、目が点。
駅弁の上にゴミが散らかしていました。
つまり、座席の下にゴミをポイッ、ポイッ。
ホンマに非常識なヤツだな、顔を見てみたいもんだ!と上から覗き込むと、80を過ぎたおばあちゃん。その隣に息子とおぼしい50代の男性。
杖に「千葉県野田市」と書かれています。同じ千葉県民、本当には恥さらしなことすんなってば。
東海道山陽新幹線のご当地駅弁。
沿線の名産物を弁当箱に詰まっています。
C席は学生とおぼしい若い女性でした。熱海を出たあたりからずっと寝ていたため、たたき起こすのは気が引けてしまいます。
お手洗いに行きたくても我慢していたら、広島の手前でやっと目覚めてくれました。
広島で降りて行かれたので、故郷は広島でしたか。
広島まで来れば、新山口まであとわずか。
ところが・・・新岩国を出たあたりに雲行きが怪しくなり、空が真っ黒。そして、暴風雪、大雨。
山陽区間を時速320キロで飛ばしていたのに、急に徐行運転。
10分遅れで新山口駅到着。
予約しておいたレンタカー屋で手続きし、故郷の生家へGO!!