レンタカー屋さんでクルマを借りると、「このタイヤはスタッドレス(積雪路や凍結路向け)なので、雨に弱いです。気をつけてください」とのこと。
去年借りたときは、積雪の残る美祢市内を走行するときに夏タイヤのままでヒヤヒヤしたことがあるので、今回は安心。
それにしても、山口県はまるで雪国!?
横殴りの大雨のさなか、出発。
財布の中に予備用のETCカードを忍ばせてあるのを思い出し、セッテイング。
出発前にマイカーに挿入しているETCカードを抜き取るようにしているのに、どうしてもそれを忘れてしまいます。
予備用のETCカードを作っておいてよかった~。
スタッドレスタイヤは夏タイヤみたいに爽快な走りではなく、ちょっと重たそうだけど、ハンドルは安定しています。
小郡インターチェンジから高速に入り、美祢インターを出た。
しばらくすると市街地に入り、美祢線の線路も見えます。
確かに去年の年末に見たときの光景とまったく同じだが、線路の色がちょっと変。
まるで廃線のように線路が赤く錆びています。
「ついに美祢線も廃線?でも、最新版の時刻表を見たときは、長門市から厚狭までちゃんと線が敷引かれて、空白じゃなかったような?」と頭をよぎった。
谷に眠る終着駅と言われていた、美祢線大嶺支線(南大嶺~大嶺 2.8キロ)も今から14年前の1997年3月31日に廃線。
何もない秘境っぷりの雰囲気が好きだったので、東京からマイカーで帰るときに必ず大嶺駅に立ち寄ったほど。
携帯電話で調べてみたら、「美祢線は2010年7月の集中豪雨により、鉄橋が流されたため、現在は代行バスが運行中です」とのこと。
・美祢市役所からのお知らせ
美祢市を抜けると、今度は「ここから下関市」という標識。
このあたりは旧豊浦郡豊田町。
のどかな田園風景が続くので、「下関市」と言われてもあまりピンと来ません。
山口県有形文化財の殿居郵便局前通過。
歴史的な洋風建造物です。
ゆうちょ銀行の記帳するスペースがなくなり、田舎に帰ったら通帳更新と思っていたけど、早く二見に帰りたさで寄らずに通過。 小郡を出て、ここまでたどり着くのに大雨、雪、曇り・・・・天気がコロコロと変わってばかりなのに、故郷に近づくと晴れてきました。
空気もマイナスイオンたっぷり、とても美味しいです。 24時間営業のローソン滝部店。
もともと個人経営の酒屋でしたが、2000年ローソンとして開店。
「豊北町内で初めての24時間営業のコンビニです!!開店記念に粗品を差し上げます」という新聞折り込みチラシを見て、物珍しさもあってドックおじさん(父)が開店早々駆けつけたみたい。
ずっと昔・・・父が東京まで来てくれたとき、「真夜中だというのにお店が開いているぞ!!」とビックリ仰天。
「コンビニエンスは24時間営業」と少し説明してあげたような記憶がします。
最近は銀行ATMも設置されているので、こんな田舎でも都市銀行のキャッシュカードでも※手数料無料で引き出せるようになりました。
(※みずほ銀行の場合はマイレージクラブに加入し、条件が合っていれば手数料が無料になります)
夕方5時だというのに、まだまだ明るい。
千葉だととっくに日が暮れて真っ暗だというのに・・・。
千葉の自宅を出て10時間後、故郷の生家に到着~!!
新幹線利用でも10時間で田舎に着けるのは昔だと到底考えらないことです。
のぞみ「N700系」の速度が上がった恩恵は大きいです。
昔の「0系」は時速200キロ、今の「N700系」は東京から新大阪までの東海道は270キロ、新大阪からの山陽は300キロで疾走。
今度は時速500キロのリニアモーターカー、山口まで飛行機と変わらぬ2時間という時代がやってくるかも知れません。