図書館で借りてきた本です。
同じ商品だというのに、お店にとって価格はマチマチ。
「あっちのお店のほうが安いからここで買うのは見合わせよう」とか考えたことは少なからずあったはず。
そもそも、この商品の原価はどのくらいだったのか、そこまでは考えたことはあまりありませんが、1円でも安く買いたいのが人間の性なんですね~。
この本は各商品の原価について、詳しく書かれているので、とても興味深い。 禁煙してみたいけど、なかなかやめられない方にお勧めするページです。
これを読んでしまえば、無理なく禁煙に成功できるかも!?
去年の2010年10月からタバコが大幅に値上げ、1箱400円以上になってしまいました。
1箱410円の内訳は・・・・
【税金】 264.4円
国たばこ税 106.04円
地方たばこ税 122.44円
たばこ特別税 16.49円
消費税 19.52円
【本体】 145.6円
JTの利益 29.8円
小売店の利益 43.0円
葉タバコ代 27.0円
製造工賃など 45.8円
もし、税金がかかっていなければ、本体だけでわずか150円で買えてしまいます。
国や市町村にとってはタバコで税金を取るのは美味しい話、税収は市町村の住民に役に立つような事業に割り当てられてしまいます。
昔は「タバコは自分の住んでいる市町村で買いましょう!」とか、宣伝もあったのですが、健康増進法により自粛しているようです。 去年の世界禁煙デーで配布した、リーフレット。
愛煙家は「タバコを吸わない人って、タバコの美味しさを知らないだろうな?」
嫌煙家も「煙をわざわざ体内に吸い込んで肺が真っ黒になっても構わないという考えは信じられない」
お互い疑心暗鬼を起こすことなく、納得できる内容ばかりです。 長年も習慣のように吸い続けていたのに、その楽しみを奪われてしまわないかという不安もつきまとってしまいますが・・・・
禁煙してよかったというメリットははるかに大きいです。
よかった理由1・・・自分が気持ちいい
そりゃ、そうです。口の中のヤニ臭さが解放されるし、口の中がさっぱりし、味覚や臭覚が戻ります。
よかった理由2・・・まわりの人が喜ぶ
家族にタバコが嫌いな人がいると、「またタバコ吸ったな~!!」とか白い目で見られなくて済むし、タバコをきっぱりやめたとすると喜ばれるでしょう。
カーテンや衣服、クルマなどに臭いニオイがつかなくなるし、火事の心配もなくなります。 よかった理由3・・・病気のリスクが下がる
タバコは確かに「百害あって一利なし」。肺がんをはじめ、咽喉がんなどなどの悪影響もなくなります。
このままタバコを吸い続ければ、もしかすると、自分もガンになって死んでしまうかも?といったとうな不安になる煩わしさも解放できます。
よかった理由4・・・お金が貯まる。
タバコはし好品であり、コーヒーとお茶と同じという考えもあるみたいですが・・・・タバコだけは税金がすごく高いです。本体150円、税額260円なので、1日1箱だとすると、毎日260円納税。1ケ月の税額はなんと7800円。1年94900円(10万円近く)。
タバコさえやめてしまえば、年間10万近くの税金を払わなくて済みます。