週1回発刊される、新刊案内をチェックしていたら、気になる本が・・・。
「青ヶ島の神々」という本です。
著者は、菅原正昭氏、1945年生まれ、1971年5月~74年1月(青ヶ島村役場職員)、1990年9月~93年7月(青ヶ島村助役)の2度、在住。その間、青ヶ島の神々についてのフィールドワークを精力的に行った、とのことです。
欲しいーっ!!と「購入したい」とサインしようと思ったら、値段は2940円でした。
ページ数は255、かなり充実した内容のはず。
購入するかどうか会議があり、「限られた予算の中で3千円近く、それも、○○(私の本名)の趣味で購入するようなもの。仮に書架に置いてあっても青ヶ島は地理的に遠く、それほど貸出は多くないと思われるため、却下する」と目に見えてくるので、躊躇してしまいます。
高価な本なので、本屋さんなどで内容を見て、青ヶ島に関する知識を増やせそうだと判断できていれば、即購入したい。
この本の内容はまだ見ていませんが、青ヶ島の神々に関する話はなぜか知っています。
今の時代なら、お天気が良ければ羽田から飛行機とヘリ乗り継いでおよそ2時間で青ヶ島に着いてしまいます。軽い手紙やハガキはヘリ搭載になるため、都内から差し出すと、翌日配達。
ところが・・・昭和30年代は船が年に4回しか来なかったため、正月に配達されるはずの年賀状は4月頃、新学期の教科書は7月頃。
はしけ作業に成功すると、真っ先に降ろされるのは郵袋。電話回線がまだ来ていない頃なので、その場で開封し、返事をしたため、来たばかりの船に託していました。それを逃してしまうと、返事はおよそ3~4ヶ月後。半世紀前は今だと考えられないようなことばかりです。
外部との通信を遮断された孤島の絶海なので、島民たちは万(よろず)の神々を祀られるようになりました。道や峠に「トウゲサマ」、丸山に「オフジサマ」などなど最後に「サマ」と名づけられています。その数は26。
カミソウデ(神生じ)の儀式により、巫女(ミコケ)となった女性が神の指示を代弁し、島民を導く役目がありました。
今の青ヶ島を見ると、ブロードバンド導入、携帯電話3社も使えるし、交通だけは不便だけど本土と同じ生活基準になっているので、そのような風習は消えつつになっています。
この話はいろんな資料を見て、所見を加えたものです。
ヨングク船長のクルージングに参加したのは、8月20日です。今日は9月9日。まだまだヨングク船長シリーズは続きます!!
御茶ノ水駅を過ぎると、神田川の両岸は千代田区になります。
昌平橋のたもとに神田郵便局があります。サラリーマン時代、何度かお世話になったところです。少し歩いたところで秋葉原。 今度は万世橋。
右側に見えるレンガ造りの屋上はJR中央線のレールが敷かれてあります。
ここにもともと中央線の万世橋駅がありました。戦前の昭和18年から営業休止中になっています。
ずっと昔、2006(平成18)年3月。交通博物館がさいたま市に移転するため、旧萬世橋駅構内を特別に公開するイベントがありました。
戦前の人々が行き交っていたホームに旧駅名票のレプリカ。
この真上に中央線のレール。
旧国鉄のホーロ駅名票(これも、雰囲気を出せるようにレプリカです)
右側に肉の万世があります。秋葉原が本店になっていて、首都圏にチェーン店展開中。 珍しい鳥さん。足をよく見ると、ヒレがついていますね。普段は水辺で暮らす鳥さんなんですか!?
キジバトちゃまの足指は前に3本、身体を支える後ろに1本。
神田川の終点に差し掛かり、まもなく隅田川と交差する場所です。
両国郵便局と、さわやかワーク中央の文字が見えます。
両国は墨田区の地名なのに、中央区?と疑念。
あとで調べてみると、両国郵便局は中央区内にありました。なんと紛らわしい。
秋葉原と万世橋の動画を少し編集してみました。