乗車区間は会津川口からになっていますが、その汽車が発車する前に先に会津宮下へ。厳密に言えば、会津宮下からなんですが指定席の料金は全区間510円均一。
14時39分、会津宮下駅到着。この先の停車駅は会津柳津(あいづやないづ)、会津坂下(あいづばんげ)、西若松、終点、会津若松。
大昔の東京急行電鉄仕様。
今の東急線は、相変わらず白黒反転ですが、ラインカラーが入っていたり、英語だけではなくハングルと中国の漢字併記。大昔の東急線は国鉄の駅名票を白黒反転させたものだと記憶に残っています。たとえば、渋谷をハングルにすると???。 ?(s)+?(i) ?(b)+?(u) ?(i y a) といったようにハングルでもローマ字のような組み合わせになっています。 窓もなく、トロッコのような車内。キハ48は製造時、普通に座席が付いていて、窓付き。木造の椅子にテーブルが付くなんて、大幅に改造されていますね。
むきだしの天井にクリア電球。
電球を最初に発明した、エジソン仕様。
しかし、今はこのような電球は消費電力がかかるからとメーカー各社とも製造を中止。
トンネルに入ると、昭和のレトロっぽい雰囲気が漂います。
友人と手話で会話をしているのを見ていたらしく、自分の携帯電話を取り出し、「私どもは会津柳津までサービスしています。飲みたいものがあればお申し出てください」「会津柳津まであとわずかです。お飲物サービスはこれで最後になります。もう1杯、いかがですか?」と文字を打って見せてくれました。携帯電話に文字を入力して知らせる方法を思いつくなんて、コミュニケーション能力が高い。巡回があるたびに空きコップに福島名産のお酒を注いでくれたので、ちょっと酔ってしまいました。リクエストしていないのに、お酒を注いでくれるなんて過剰サービスかな?(笑)