ANA便で予約したけど、機体は黒い飛行機ことスターフライヤー。毎年、熱く寒くもないこの季節を選び、里帰り。両親も故郷から離れ、異国の地で10年。山口や小倉に住む、同級生や昔の仕事仲間たちと同窓会に出席。みなさんも高齢になっているので、毎年元気なうちに会って、積もる話で思う存分楽しみたいという企画です。その日の夜は、両親の旧友の家に宿泊。私は出る幕じゃないので、小倉のホテルで一泊。
北九州空港に着くと、両親のお友達がクルマで迎えに来てくれました。もう齢80近くになっていますが、運転もしっかりしています。ひやっとすることはなく、常に安全運転でした。この調子でいつまでも・・・ね!!小倉駅に向かう途中、母方家系の墓地があります。私の祖母も眠っているところです。ここに来るのは何年ぶりなので、位置をすっかりきれいに忘れてしまい、探すのに苦労してしまいました。小倉は政令都市なので、お墓の数も多く、都会っぽさ雰囲気です。父方家系の墓地は、青ヶ島の雰囲気に少し似たような山口県日本海側。簡単にたどり着けますが、小倉はかなり複雑。 夕食は・・・・小倉グルメをリサーチした結果、★の数が多くトップに輝いている、韓国のテグシクタン。
国王様「テグってどういう意味なのか?」
「韓国の地名でございます。ソウルとプサンの真ん中あたりにあって、韓国第3だったかな、第4の都市でございます」
「ソウルは首都、プサンは2番目、テグは3番目なのか、ふーん」
食堂を韓国語にすると「シクタン」なので、「テグ食堂」という意味になります。
韓国のお酒。コマーシャルでも有名ですね。去年の式根島旅で、友人がボトルごと全部飲み干し。恐るべし酒豪。今年はどの島にするかまだ未定だけど、久しぶりにアオガシマへ帰りたい・・・。小倉や山口はメインの故郷、2番目の故郷は何度もリピータする、小笠原の母島や青ヶ島か!?2010年、八丈島行きの「かめりあ丸」では船酔いで気分が悪くなり、ダウン。ところが当時の連絡船「還住丸」に乗り換えると、元気ピンピン。
国王様「韓国のホルモン焼きって、どうやって注文するのかね」
「私もよく存じません・・・」
「韓国に詳しいのに、知らないのかね?」
店員さんに聞いたら、「野菜やモツ、カルビ、豚バラ、豆腐など・・・ここに載っている好みの材料を選んでください」「じゃあ、その通りに頼む」「辛さも選べます。甘口、中辛、辛口、激辛まで・・・」「初めてだから、中辛で」
ホルモン焼きが出るまでの、ちょっとした、おつまみ。キムチの味は、本場韓国そのもので、すごく美味しかった~!!
焼く前のホルモン焼き。
蒸し豚。柔らかくて美味しい~!!
私たちのことを初めての人だと思ったのか、店員さんが「はい、これが食べ頃でーす!!」と知らせてくれました。
キムチがすごく美味しかったので、今度はオイキムチを注文。韓国では「きゅうり」のことを「オイ」って言います。
実家が山口県の日本海側。その対岸は韓国の釜山。ハングルを独学で学び、その頃は北朝鮮マニアだから、気が付けば38度線を超えてずっと最北限の新炭里駅。現地でハングルで筆談できる程度だったけど、ずっと韓国に行ってないから、ハングルはすっこーんと忘れてしまいました。基本的なフレーズはまあ、大丈夫かな。若気の至りの頃だったので、今はうーん、北朝鮮に行きたいってなかなか・・・。
〆めに、うどんを入れて、完食っ!!
本当にごちそう様でした。来年もまた来ることがあったら、テグシクタンに決まり!!
お茶は、韓国のコーン茶。コーンはとうもろこし、韓国語はオッスス。
ここの対岸は韓国とはいえ、日本国内なので、「とうもろこし茶」です。
まだ7時だというのに、明るいじゃないかね!!東京だと、6時過ぎると暗くなるので、どうも調子が狂う。同じ国内、時差はないけど、今の時間になっても明るいとはね・・・。
小倉駅前のシロヤ。私が山口県の何もない漁村に住んでいたころ、父がいつも小倉に来るたびにお土産に山ほど買ってきてくれた懐かしいショップ。
50年以上も変わらず老舗の味。本当に懐かしいです。父の妹(私から見れば叔母)も以前までは北九州市の黒崎に住んでいました。今は京都暮らしですが、何もない二見へのお土産に黒崎シロヤで仕入れたオムレット。これも嬉しかったな・・・。