10月18日火曜日。昨日(17日)は条件付かず就航しました。本日は悪天候のため、条件付きで出航が決定されました。
ピンボケになってしまいましたが、新しい「江北駅」の駅名票。ずーっと昔、ハングルを覚えて、北朝鮮の国境まであと数十キロの新炭里(シンタンニ)駅来訪。「鉄馬は走りたい」というモニュメントもあったし、今夜の宿はこのあたりに・・・と思いましたが、韓国の最果て、何もない秘境っぽさ雰囲気が漂い、映画みたいにキタの兵士が越境して来るかも。ちょっと怖いなと妄想もあり、その日のうちに次に来たディーゼルカーでソウルに引き返し。そのときに覚えた「江北」の地名は「カンブク」なので、「こうほく」とはちょっと馴染み薄い。どうせなら、旧駅名の「肥前山口」のままでよかったのでは。
西九州新幹線が開通する前は、ここからの長崎本線は特急「かもめ」が往来するメインルートだったんですけど、現在は特急の走らないローカル線になり、青いキハ47が細々と走る路線となりました。
向こう側のホームはふたつ星4047が入線するので、江北駅のお弁当や軽食などの販売があります。
このふたつ星4047の前身は特急「はやとの風」で活躍した、キハ47 8092+キハ47 1045の2両と、特急「いさぶろう・しんぺい」の予備車両のキハ140 2125」を使用した3両編成に生まれ変わりました。
もともと国鉄時代にキハ47 92、キハ47 1045、キハ40 2125としてデビューし、当時は国鉄のオリジナル。ところが現在はたびたびと改造を行われているので、内装がすごく変わっていますが、乗り心地はキハ47そのものなので、どこか懐かしさもあります。
始発は武雄温泉だけど、ここで長崎本線に方向転換。
かつて在来線の885系特急「かもめ」だったら、あっという間に長崎なんですけど、今回はキハ47の観光列車なので、「特急」と名乗っていても、のんびりとスロー。ふたつ星4047に乗りたければ、特急券が必要という考えは、もし、「快速」だったら530円の指定席だけ抑えてキャンセルしても330円の手数料が差し引かれ、戻ってくるもはわずか200円だからと払戻しを受けない輩が多い。本当に乗りたくても「満席」で指定席が買えず困るという事態にならないため。割高な特急券として設定し、キャンセルするなら払い戻しを受けるためちゃんと席を戻して、乗客増が見込めるため。