ホテルでの朝食後、お開きになった。
せっかく千葉まで来ているので、硫黄島が舞台になっている「父親たちの星条旗」を見たくて映画館に行ったが、上映スケジュールは1日に1本だけ、しかも夜の7時半からになっていた。
「硫黄島からの手紙」は朝から4本上映していた。
「父親たちの星条旗」はアメリカから見た、硫黄島なので、アメリカ人が主役。
音声は英語なので、もちろん100%は字幕が付く。
「硫黄島からの手紙」は日本から見た、硫黄島。日本人が主役なので、音声日本語に字幕も付くのだろうかと思ったら・・・・残念、字幕がありません。
冒頭の部分では戦争遺品収集の場面。
日本人の作業員が何かの発言をしたときに字幕がなくて、あちゃ、こんな作品を見に行かなくてよかった。
字幕のない映画だと、「音無し映画」と等しく、出演者の身振りや表情から想像するしかなく、見る楽しさも半減。
途中からうたた寝の居眠り、突然、けたたましい爆撃の音が体じゅう響きわたり、びっくりしてしまいました。
映画の中の摺鉢山。
本当に硫黄島での撮影が行われたのか、まるで本物のようです。
主役は栗林忠道守備隊総司令官。
戦前、アメリカやカナダに駐在した経験があり、アメリカの武力を知り尽くしている彼は日本兵によくありがちな万歳突撃~!!(つまり、「お國天皇のために死にます」とかの自滅的な突撃)などの無謀な玉砕をするのは禁止、200名の兵士を隠密に敵陣に近づくなどの作戦をしていたといわれる。(残念ながら栗林忠道司令官は硫黄島で戦死)
これは本などで調べたりしたので、字幕なし映画でもある程度想像できました。